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寄贈すること

 先日、地元の病院に本の寄贈をしてきました。
 そこの病院には図書室があり、随時本の寄贈を募集しているそうで、それを読書会の仲間から聞いた私は、さっそく自分の蔵書から30冊程選んで紙袋に詰めました。ほっこり癒し系と元気が出る本を中心に。また、自分が好きな作家さんや推している作品も含めて。

単行本(児童書)
時代小説と文学作品
エンタメと詩と海外文学


 実は数冊買い足した作品もあります。心があたたかくなる作品は何よりも栄養剤になると思います。とまぁ、私の実感ですが。
 私も2年前に入院したことがあり、そのとき持ち込んだ小説に大いに元気づけられました。だからしんどい思いをしている人が少しでも軽減されますようにと祈る気持ちもありました。私がやれることはほんのひと握り。烏滸がましいことではありますが、物語の力を借りさせてもらいました。

 病院のボランティア室へ電話して、伺う旨と本の冊数、到着時間を伝えました。なるべく突撃訪問は避けた方がいいでしょう。それを受け、中央出入り口付近に待機していたボランティアさんに直接手渡してきました。お礼にと素敵なしおりをいただきました。お忙しい中、御対応ありがとうございました。

お心遣いに感謝

 私は、定期的に地元の市立図書館に本を寄贈しています。
 本好きが高じて自分の蔵書には、仕舞ったままの本が沢山あります。大地震対策にボックスなどに入れて総崩れが起きないようにしていますが、それでも定期的に本を買っている為にどんどんたまってしまいます。積み上がった本を見てどうしようかと考えていたとき、寄贈の話を知り地元の図書館にあれば再読したい場合すぐ手に取ることができるのではと思い、公共の蔵書として都合よく利用することにしたのです。結局は私の勝手な都合でもあるのですが、私が人より持っているとすれば『本』 であり、自分ができる範囲で無理なく続けられるのも『本』に関してです。読書会をきっかけに病院への寄贈を知り、本をバトンにして繋がる人と人との縁に感謝致します。
 そして、私の本好きか少しでも誰かの力になれたなら、なによりも嬉しく幸いです。
 もしあなたに仕舞ったままの本があるのであれば、ぜひ地元の図書館や病院で 本の寄贈 を募集していないか調べてみて下さい。きっとあるはずです。あなたの本を別の誰かの手に渡してあげて下さい。きっとあなたの心も軽くあたたかくなることでしょう。



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