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天才の作り方考えてみた②


天才までのレシピ
〜頑張ってる大人編〜

今までしがらみだらけの社会の中で、頑張ってきた大人がまずやって頂きたい事。

それはキャラ設定をリセットするために、不要なものを捨ててくことです。

物ではないですよ。
物の断捨離も気持ち良いですけどね~


心の中、意識構造の破壊です。

「私はこんな人でこういう時はこう感じる、こう行動する」といったようなキャラ設定を初期化してって欲しいのです。

というのも、今までの人生で設定してきた自キャラは本当の個性からかけ離れてる可能性や、何なら邪魔してる可能性があるからです。

なので、出来るとこから、
あ、要らないなって腑に落ちるものから思い込みを解体していってみて下さい。

捨てるってなんやねんと思いますよね。
でも1個目出来るとそれ以降簡単に捨てれるのでお勧めしてます。


例えばわたし、ちゃんとした親でいないとっていう思い込みを、長男の反抗期の時に捨てたんです。
今までは、そう思ってないと自堕落になって子供に迷惑かけたり害になったりしちゃうに違いないって思い込んでたんです。
自分の親にもしっかりしなさいよって言われましたし。

だから自分を押しのけても子供中心に考えるのが当たり前だし、それをしない親はダメでしょって縛りプレイを十数年続けてました。


で、自由がなく我慢しまくってちゃんとしてきたつもりの結果が、反抗期になった子供から
「本当無理、ずっと我慢してきた。関わるな」
と言われたときに、は??バカみてーーーと心底思ったんです。

何だったんだよこの十数年、家に縛り付けられて何するにも家族優先で我慢ばっかだったのに。
長男なんてやりたいって言うから幼稚園の時から習い事週4~5とかでやって、ずっと送り迎えしてバタバタだったのに。
結果がこれですか?って感じで、物凄いしらけたんですよね。

勿論、思春期の子供の言う事なんていちいち真に受けるものではない事なんて分かってるんですけど、その時はその言葉がトリガーになって、いい親熱が一気に冷静になっていったんです。

冷静に、私もう自分後回しにしたくないし
冷静に、興味ないものを興味あるかのように思いたくないし
冷静に、きっちりするとかむしろ嫌いだし、適当がいいし

って、ちゃんとした親をする為に作った設定が「嘘じゃん」
ってなったのです。


「興味ないものを興味あるかのように思い込む」って沢山あって、本当は成績なんてなんだって良いと思ってるのに、親として言ってみたり、
近所の友達の中で本当に気が合う人がいるとは思ってないのに、末永くうまくやってかないとって思い込んでみたり、
ニュースに関係ないしどうでもいいと思ってるのに、関心持っとかないとって思ってみたり。

「皆でちゃんと知ってちゃんと考えないといけない」

って間違ってると思います。
興味ある人が知ったりやったりすればいい、そのために人の個性には特定に興味が湧くようにできていて、ちゃんと分散するように生まれてると思う方が生物として合理的ではないですか?

身体の細胞が、みんな脳のふりしだしたら身体崩壊しますよね。

役割があるんです。

今までの社会ってみんなに特定のものになりたがるよう既定路線がありすぎたけど、それ幻想だしそろそろ無理あるなーって思います。


ちなみに今は長男とすごく仲良しというか、中二病同士の仲間みたいになっております。


ということで、第一ステップは初期化

まずは「要らない思い込みを捨てる」と決めるだけでOKです。

自分で決める とう事の効能のデカさを楽しんでください。
今まで自分で決めてるようで人の意見で決めてた事が沢山あります。
自分で決める、というだけなのになかなか難しく感じると思います。

でも、興味のあるフリをしてた事を断つだけで、その興味を維持する為に使ってたエネルギーをこっちに帰還させられるのです。
効果は大なので、配りすぎてる心(心配)を回収する感覚でやってみて欲しいと思います。

回収できた目安として、対象に対し、陽でも陰でもなんの感想も抱かなくなるって感じになればもう大丈夫です。


決める とは、観測した後の認識です。
私たちが自由意志を使うところです。
何度も繰り返した認識は、意識空間の構造体となり、脳は受動的にそこを通して観測し始めます。
観測の内容と認識は正反対でも大丈夫です。

これ難しい、でも面白いとか
あれって非常識だよな、でもなんか好き
あの人嫌い、だけどなんか一緒に居たい

とか矛盾してても問題ないので、自分の気持ちにとにかく正直に認識してみて下さい。
脳は一貫性を保とうと動き出しますので、その認識をもとに世の中への感じ方が変わってくるかと思います。


次回は「決める」を始めると起こりだす事
について書いてみようかと思います。



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