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僕の日常

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国際カップルの生活。買い物、ガーデニング、クッキング、ペットケアなど、お金をかけずに生活が豊かになり毎日が楽しくなるように工夫したい。そんな日常を書き留めていきます。
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記事一覧

優先度の見直し

体調改善内臓脂肪LV低下→体力向上全般 心臓肥大の改善のために、体液の排出を最優先にしていた。それに付随して、内臓脂肪レベルを正常値の10以下に持っていき、インシュリン感受性を正常化することが大目的だった。 まだ病院で検査してもらっていないので、定かではないが体力が向上する様子を観察していたら、もう心臓を最優先する必要性を感じなくなってきた。 ウォーキングはこれからずっと継続する予定だが、最優先にはせず、靴擦れや関節の痛みを気遣いながら、減量やダイエットと組み合わせて通

体力と体調の矛盾と不思議

体調おさらいになるが、僕は母の介護をしていた10年間に自分自身がほとんど外に出ることもできず、体調不良で心臓肥大になってしまった。 全身の筋肉が弱ってしまって、足首は正座できないほど硬くなり、しゃがんだら立ち上がることさえ困難だった。 体力30代前半から30年間程度、会社経営に併せて、24時間体制で翻訳をする生活が続いた。体調を整える余裕があるときは、当時はウォーキングをしていた。 不思議なのは、僕は東海道中膝栗毛の登場人物のように、朝から晩まで結構なペースで歩いても全

静謐

努力の反対語は静謐かもしれない。 Noteを始めたころ、体調不良を含めた色々な荒波に対抗しようと頭を悩ませ、変化をもたらすことに集中してきた。 その変化が今、日常になろうとしている。静謐な日常に気にならない程度の凹凸が含まれるのは当然で、焦りは静かな揺れになっていった。 頭と体が活性化すると、一日の終わりに熟睡が待っていた。(一日の終わりが夜明けなのが相変わらずだけど)食事も生活も難なく心地よく訪れる。 週末に普段ほど体重が落ちなくてもチートデイと思い悩むこともない。

探したい情報を探す

検索エンジンの使い道 僕はGoogle が世に出てからずっと活用している。翻訳の仕事をしていると、世界中の関連情報を見つけて参考にする必要があるからだ。Google は、質問の内容を解析して、できる限り近い答えがあるかもしれないサイトを無数に表示してくれる。的外れなサイトの方が多いのは当然だが。 AI検索エンジン 最近になって、AIが特定の質問に関する情報を探してきて、文章が画像を読みやすい形にまとめてくれるタイプの検索エンジンが複数できたようだ。 その一つ http

刃物を印象で研ぐ

祖父の包丁研ぎ 僕の祖父は若い頃に18年アメリカで生活した。ベーブルースが現役の頃だった。 家系のせいか、色々なことにこだわる性格をしていて、僕も祖父から少なからず影響を受けた。 その一つがゾーリンゲンナイフだった。ドイツのゾーリンゲンという街では、日本よりもずっと早い時代から鋼が硬く非常によく切れるナイフを作っていた。祖父はそれが大好きで、何本も持っていた。 僕の母も祖父からゾーリンゲンの包丁を一本プレゼントされていた。 祖父は、定期的に田舎からうちに遊びに来たが

期待を超えそうなエアフライヤー

エアフライヤーと国際学校 エアフライヤーが普及し始めたのは、西洋社会の方が数年早かったので、家内の国際学校でも10年以上前からあっという間に人気が出た。 料理をあまりしないアメリカ人がアメリカ料理を見つけにくい日本で、食べ慣れたものを簡単に作れるとなると、買わない方がおかしいぐらいだったのかもしれない。 家内が、みんなエアフライヤー持っているよと言って随分長い間欲しがっていたのだけど、サイズは大きいし、うちにはオーブンも電子レンジも蒸し器もバーベキューグリルもあるし、今

柔らかい回復

という記事を書いたが、回復力はどうしても年齢とともに低下していく。体を動かさないことからくる弱体化も同様だ。母の介護で体験した心臓の弱体化のように、若い頃ならここまで弱らなかったという現象は起きる。 新陳代謝の変化は自然なことなのだろう。 母の介護で弱った心臓だが、過去の体調不良からの回復のように、普通の人には歩けないほどの距離を歩くことで元に戻すというわけにもいかない。 心臓も、筋肉も、関節も全てが回復を続けている実感はあるものの、とても緩やかで柔らかい回復だ。夜も昼

僕の内向性とお片付けの余生

内向性の形成僕が4つの時に父は内科小児科医院を開業し、母は父の手伝いに全力を尽くすようになった。父の診療は人気があり、毎日夜の10時ぐらいまで時間外の診察が続き、その後も明け方まで緊急の患者が訪れた。週末も休日もなくそれは続き、父が診察を断ったのをみた覚えがない。 当然のように、食事はたった一人で食べるのが当たり前だった。 一家3人、狭い医院で暮らして、寝るときは8畳一間の唯一の生活空間に住み、残りのスペースは、薬局、待合室、診察室。10歳に父が家を建てるまではまだ、父母

大統領選:公約を守る

確約トランプもハリスも、国民にいくつもの大きな公約をしている。 その公約を具体的にどう守るのかをどちらも明らかにしない。 共和党トランプは、中国に対して大きな関税をかける。不法移民を追い出す。という2点を強調していた。 世界各国はこれまで中国から安い商品を輸入して、中国で格安に生産を行ってきた。アメリカももちろん例外ではない。 安い商品を買えなくなるだけで、アメリカの物価は大きく上昇する。アメリカで生産を行い輸出するにしても、中国並みに安く生産することはできない。ただ

六者三様

で、大学の友人の家に遊びに行った時のことだ。 唐手の師匠から紹介された日本人の女の子も連れて行った。友人のご両親は、東洋食料品店を経営していた。 友人の両親は、韓国語と日本語を話せたが、英語を話せない。 僕と日本人の女の子は、英語と日本語を話せたが韓国語を話せない。 僕の友人とその妹は韓国語と英語を話せたが、日本語を話せない。 6人が食事の席に座って会話をすると、どの言語で話しても2人が意味がわからないという珍しい体験をした。

最も尊敬した二人の師

僕の人生の中で最も尊敬した師が二人いる。 柔術の師一人目の師は、僕が10代の頃にこっぴどく腰を痛めた後に、柔術を教えてくださった先生だ。 毎日のように時間通りに行くと、生徒が僕しかいないことが多かった。先生は技を教えてくださる前に、本来なら師範にならないと学ばない整体指圧を教えながら僕の腰を治療してくださった。 それだけでなく、本業のカイロプラクティックの手法も教えてくださった。1年ほど通ったら驚くほど腰が楽になった。 治療をしながら、先生は生まれたばかりの子供の体は

お金って何に使うのか?

お金を使わない方法ならいくらでも書けるのにお金を使う方法に関して書くのは非常に難しい。この歳になると、懸命に貯めたお金を子供もいないまま使わずにこの世を去るのも馬鹿らしく感じられる。 しかし、例えば最近自分にアピールする車の値段もやたらに上がっているのに加えて、ガソリン代まで払うのを躊躇うレベルで上がっている。さらに有料駐車場を使わなければいけないシチュエーションも増えている。 移動手段僕の自動車選択の基準は、常に車が使えなくなるまでに、いかに安価に一定距離を移動できるか

ある日のウォルマート

ニューメキシコのロズウェル市家内の姉夫婦を訪れていた。一番近いスーパーが24時間オープンのウォルマートだったので、頻繁に足を運んでいた。 深夜すぎだと、買い物客も店員もほとんどいない。 商品に関する質問があったので、たまたま通路にいたヒスパニック系の店員に質問したら、意地悪そうな笑顔を浮かべて "Excuse me. I don't understand your English." と言った。 ちょうど別の売り場から歩いてきた家内が僕に "What's going o

いつまでも変わらないパートナー

Egyptian Mummy英語では、いつまでも見かけが変わらない人のことを Egyptian mummy (エジプトのミイラ)と呼ぶ。僕の家内はそれそのものだ。 他人から見た家内もう65歳になって、勤める国際学校から引退を引き止められているが、最初の頃に教えていた小学校低学年の子どもたちが親になって、その子どもたちをすでに何人か教えている。 家内を訪れる過去の生徒はやその父兄は、家内の見かけが当時から全く変わっていないと驚きを表す。まあ、髪の毛は遺伝で白くなりやすいので