
生成AI作業配信を始めたら、読者の本当のニーズが見えた話
🟢 配信を始めて気づいたこと
お久しぶりです。結構前回の投稿から日にちが空きましたが、別の仕事で行っているメンタルコーチングのほうが忙しくなってきてサボってました。。。笑
また改めて、無理しすぎずに投稿再開していこうかなと思います。
さて本題ですが、先月から不定期で生成AI関係の作業の垂れ流し配信を始めるようになりました。
見ていない人もいると思うので背景を説明すると、きっかけは、これまでブログやノートで情報を発信してきた中で感じた、ある“もどかしさ”です。
私自身、AI活用に関する記事を書いたり、ノウハウを共有したりしていましたが、読者から「実際にやってみると上手くいかない」「どこを修正すればいいのか分からない」という声を耳にすることがありました。
noteの文章情報だけだと、細かい思考の流れや調整のポイントが伝わりにくいのかもしれない。
知識として理解できても、実践でつまずいてしまう——そんな課題を何となく感じておりました。
そこで、「だったら、私が実際に作業しているところを見てもらえばいいんじゃないか?」と思い、件の作業配信を始めた次第となります。
AI活用における“試行錯誤のリアル”をそのまま見せることで、視聴者が「なるほど、こういう思考で組み立てていくんだ」と具体的にイメージできるようになるんじゃないか、と。
配信では、視聴者からリアルタイムで質問が来ることもあり、その場で一緒に考えながら解決していくことで、単なる情報提供ではなく“対話”の場になってきているのを実感しています。
正直、最初は「作業配信って需要あるのかな?」と思っていましたが、初回から複数人の方が見に来てくれたり質問をくれたりと思ったより反響があってうれしい誤算でしたね笑。
さらに、配信での視聴者の質問を通して、思いがけない気づきもありました。
🟡 noteだけでは気づけなかった読者の悩みに対する“認識のズレ”
それは、視聴者から寄せられる質問が、私が「きっとここでつまずくだろう」と思っていたポイントとは、かなり違っていたことです。
ブログを書いているときは、「この情報が役に立つはず」「この手順なら理解しやすいだろう」と、ある種の“仮説”をもとに記事を組み立てていました。
でも、配信中に実演しながら視聴者とやり取りしていると、私は特に悩みなく流していた事柄に対して質問が重点的になされたり、知らず知らずのうちに当たり前と思って、気にも留めなかったことと思っていた部分で質問が出たりということが多々ありました。
こうした“認識のズレ”は、ブログだけでは見えにくかったもの。配信というリアルタイムの対話だからこそ、初めて気づけたことでした。
しかもさらに興味深かったことは、その質問いただいた悩みを記事ネタにしたnoteを投稿したところ、こんな感じで普段の投稿以上に大きな反響をいただいたんですよね。


🔵 リアルタイムの対話が価値を生む
配信を続けるうちに気づいたのは、リアルタイムの対話が想像以上に価値を生むということでした。
noteは、プラットフォームの文化的な背景なのか、投稿に対してコメントや具体的な感想をもらうことは少なく、反応は「いいね」のような形のないものがほとんどです。
もちろん、いいねの数で関心度は測れるものの、読者が実際にどこでつまずき、何に悩んでいるのかまではかなり見えづらいんですよね。
そのため投稿者側が"読者の悩みを予測して記事を書く"という形になりがちです。
しかし、配信ではその構造が一変しました。
視聴者が「ここがわからない」「ここで悩んでいる」と、言葉で直接フィードバックをくれることで、初めて"読者の視点から"課題が可視化されるようになったんです。
この可視化された課題や悩みを聞けるようになったことは、私にとって大きな変化でした。
配信で得た悩みをもとにnoteを書くと、実際に読者がつまずいている場所に寄り添った記事になる。
結果として、より多くの人に「これが知りたかった!」と感じてもらえる内容になり、自然と反響も大きくなりました。
結局のところ、これは双方にとってのメリットだと思います。
配信を通じて得られた悩みを起点に記事を作成することで、悩んでいる人たちに的確な解決策を届けられ、かつ知識を共有するだけではなく、読者と一緒に考えながら発信を進化させていける——そんな発信のあり方に手応えを感じています。
🟣 配信 × noteで新たな交流のプラットフォームを
こうしてnote & Xと、ときどき配信での発信を行っている中で、私のこれらの発信プラットフォームが、「AIの勉強をしたい人達の井戸端会議場」みたいになったら面白いなと思うようになりました。
井戸端会議って、日常の中でふらっと集まって、誰かが「これ、どう思う?」と話し始めると、周りの人が「私もそれ気になってた!」「それならこうするといいかも」って自然に知恵を持ち寄る場ですよね。
特に肩肘を張ることもなく、解決しなくても「ああ、みんなも同じことを考えてるんだ」と知るだけで、なんだか安心できる。
「AIを使って何かやりたいけど、一人でやるのは不安」
「正しい方法がわからないし、誰かと話しながら進めたい」
そんな思いを抱えた人が、配信やブログを通じてふらっと立ち寄って、気軽に質問や相談ができる。
誰かの悩みに対して、私だけじゃなく、コメント欄を通じて他の人の視点や経験も集まっていく。そんな風に、知識やアイデアが行き交う空間になったら素敵だな、と。
もちろん、全ての疑問に答えが出るわけじゃないかもしれません。でも、「一人で悩むんじゃなくて、ここで誰かと話してみよう」と思える場所があるだけで、ちょっと気持ちが楽になることってありますよね。
私は今後も、配信やブログを続けながら、そんな“気軽な知恵の交差点”みたいな場が生まれたらいいなと思っています。
もし何か気になることがあれば、是非一旦配信に足を運んでいただけると幸いです。誰かと考えを交わす中で、新しい気づきや次の一歩が見つかるかもしれません。
というわけで、直近の配信枠の日程とリンクを下記に貼っておきます(アーカイブでも見られるようにしておく)ので、是非ご覧ください!
~~~
🗓 2月21日(土)10:00〜11:30
📌 配信リンク: https://youtube.com/live/IHTePRpl9SE?feature=share
🗓 2月26日(水)20:00〜21:00
📌 配信リンク: https://youtube.com/live/mQGfJ8_irc4?feature=share