心にも美しい所作を
美しい所作(9)
~相手を思いやれるゆとりを~
心のゆとりが育む三大気遣い
「目配り」
いろいろなことに注意を行き届かせること
「心配り」
相手の為に良いようにと思いやりの心を動かすこと
「気配り」
あれこれ気を遣い自分から動くこと
これらの気遣いは自身の気持ちにゆとりがないと生まれません。
美しい所作とは、相手を不快にさせない為のものでもあり、その源となる気遣いと言う内面性が働く所作が美しくなければ、美しい所作は伴いません。
外見上いくら美しいしぐさを行っても、どこかぎこちなかったり、わざとらしく見え、逆に不快感を与えかねません。
自身の気持ちを豊かにゆとりを持たせ、相手のことを気遣える心を養いましょう。
うわべだけのしぐさではなく、日頃から他者を気遣うことの出来る心を宿している、内面から溢れる美しさを纏った所作は、格の違う美を放つでしょう。
相手を思いやれるゆとりを持てる心は美しい
~美は一日にして成らず~
~次回へ~