自分との戦い

もう11月。。
働いてた頃は、時間が過ぎるのが遅く感じ、一年経つのもあっという間とは思っていたものの、一日がすごく長く感じていた。
今は、その真逆。一日が短く感じて、一月過ぎるのでさえ物凄く早く感じる。
一日の過ごし方が昔とは一変して、働く事を休んでいる今、時間の貴重さ、より一日の大切さの重みを常々感じる。
一日の過ごし方を、今以上に大切にしていたことはなかった。
毎日平凡に仕事をしてお金を稼いで買い物して。。
あの平凡な暮らしこそが、今自分の望んでいる未来。
時間なんか気にせず、皆と同じように普通に暮らせる一日。

こういう事を想像している時点で、今の自分は、
一日一日必死にもがいて無理してるんだなっていうのが、noteを書いていても分かる。
自分の中で、早くこの休職という辛い状況から抜け出したいって必死な想いがあるから、これだけ苦しいんだし、時間が過ぎるのが早いんだと思う。
今はなんだか時間を重ねる度に徐々に回復している自分を感じながら、心の中では不安もあって、自分の中の気づかない弱点や、改善しなくてはならない問題に向き合いつつも、自分なりの応えが出せないまま、時間だけが過ぎていく事に焦りを感じている。

今は体調も随分安定して、気持ちも前向きに、運動を毎日積み重ねて体力もそれなりについてきて、身体を変える事も出来ている。
外見を変える為の日々の努力は、弱い意志じゃ続かない。毎日手を抜かずにコツコツ続けられる根気と自分に負けない強い意志があったから頑張れた。
「努力は本当に嘘をつかない」
まずは、理想の自分をイメージして、「こう変わりたい」という理想像を大切にすることで、一歩前に踏み出せる。
この自信は、私の今後の強みとなってこの先の未来の自分が今の自分に感謝するだろうと思うと、運動をやらない時の後悔は計り知れない。
それほど今は日常に定着している運動でも、中身まではコントロールは難しい。
肝心の内側は、一番自分の向き合うべき問題。
会社の人にも「私」という人を見つめてください、と言われてから、ずっと色々考えていた。

過去の自分は、どんな弱点があって、その中で自分の思考癖をちゃんと知ることで、自分にとって本当に大事な何かが見つかると思った。

仕事内容自体問題はないが、私の一番の問題は、人の目。周囲からの目や、他人の評価を気にしてしまう事で、自分の作業に集中力が切れてしまい、ミスを連発してしまう。
そのミスによって、自分は出来ない人間じゃないのか、使えないと、周りからの評価が出来ていた頃よりも落ちることで、自分の信頼が薄れてしまうのではないかという心配を抱きながら、必死で必死で焦りと混乱のなか、「完璧じゃなきゃ、他人から必要とされなくなる…」「本来あるべき姿が出せなくなっていて周囲の私を見る目や対応も変わってしまう」「私はやっぱり出来ない人だと思われているのかな」と、いろんなマイナス思考が無限に頭の中にありながらも無理をして仕事をこなしていた時があった。
私がミスを繰り返すようになってから、自分の作業に自信が持てなくなり、その積み重ねから精神的にストレスとなり、人の目が怖くなって会社に行けなくなった根本的な理由だと考える。

この原因や思考癖を読み解けてから、じゃあどうしたらもっと自分らしさを保っていけばいいのか。
そこが一番大切なんだけど、なぜか自分なりの結論が出ないまま。
自分らしく働いていた頃の大事にしていた事、人に褒められたり、信頼してくれた人がいたから、自分の作業にも自信を持って取り組めた。
自分の作業における一番の自慢は、瞬時の判断、そして作業のスピード、積極的に取り組んで作業も出来た。そんな自分を頼ってくれてる上司もいた。
私は、そんな自分の正しいと思える事は胸を張って今後も活かしていきたい。
ただ、プレッシャーも伴ってくる事は確かだけど、どうしたら自分という大切な部分を削ることなく今のマイナス思考を断ち切っていくか、、。
そこを知れたらだいぶ生きやすいし、働きやすくなるんじゃないのか、と思う。

病院の先生とお話をして、しっかり自分の中で理解出来るまで、もう少し休む決意をした。
会社の人と、お話もして、根本的な原因を追求して治していきたいと説明もした。

復帰してからの事を考えると、再発リスクを減らすためにきちんと心のケアが重要だと思う。
今は、身体も整って来た事で、心のケアも出来る位まで来ているし今の自分には休む事が大切だと感じる。

私は、自分を変える為の休職期間だと捉えている。
焦って働く事ばかりに意識を向けてしまいがちだけど、行き急ぐのはぶり返し兼ねないと思うから。
慎重になりすぎるのも良くないけど、一日一日、少しづつ、丁寧に自分の心と対話していきたい。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
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