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なぜ動けない……やらない理由を探してしまうワケ


「もっと挑戦できるようになりたい」
「やらない言い訳ばかりしてしまう」

こう思っている人は、意外と多いのではないでしょうか???

過去の私も、すぐに諦めたり、「まだ準備ができていない」「今はタイミングが悪い」と、やらない理由ばかり探してしました。

しかし、これは非常に勿体無いことで、自分の可能性を自分で否定してしまっているのと同じです。

何か新しいことに挑戦する時、怖い気持ちになるのは当然です。でも、その不安の先には、今の自分より成長できる未来が待っています。では、なぜ私たちは「やらない理由探し」をしてしまうのでしょうか?

今回は、「動けない理由」と「行動を変えるヒント」を、メンタルコーチの視点から解説していきたいと思います。




本当にやりたいことではない可能性


「やらなきゃ」と思いながら動けない時、

それは本当にやりたいことではないのかもしれません。

心理学には「真実性の錯覚(illusory truth effect)」というものがあります。これは、同じ情報に繰り返し触れることで、たとえそれが真実かどうかに関わらず、「真実」だと感じてしまう現象です。

例えば、皆さんこんな経験はありませんか?

「勉強は大事」と言われ続けていたから、なんとなくやらなきゃいけないと思っている。
「スポーツで成功しないとダメだ」と信じ込んでいる。
「安定した仕事に就くべき」と思い込んでいる。

実は、これらの価値観は自分で選んだものではなく、親やスポーツチームのコーチ、学校の先生などから刷り込まれたものかもしれません。

もし今、やらない理由を探していることがあるなら、「これは本当に自分がやりたいことなのか?」と、一度問い直してみるのも大切です。


明確にイメージできていない


「こうなりたい!」という夢や目標があっても、具体的なイメージができていないと、人はなかなか行動できないものです。

例えば、「スポーツで成功したい」と思っていても、
✅いつまでに?
✅どんな努力が必要?
✅毎日何をすればいい?

これが明確になっていないと、「何をしたらいいかわからない」という状態になり、結局やらない理由を探してしまいます。

皆さんディズニーランドはお好きですか?

ディズニーランド創設者のウォルト・ディズニーの言葉に、こんなものがあります。

「想像さえできれば、それを現実にできる」

逆に言えば、想像できないことは現実にはならないということです。

「何をすればいいか具体的に見えていない状態では、達成できる見込みがないと無意識に感じてしまい、やる前から諦めてしまうのです。

だからこそ、まずは目標より具体的にイメージすることが大切です。


やらない理由探しをやめて、「やりたい理由」を探す


私が今回一番お伝えしたいことは、

「やらない理由」ではなく、「やりたい理由」を探してほしいということです。

やらない理由を考え始めると、次から次へと無限に出てきます。

「時間がない」
「自信がない」
「向いていないかもしれない」

…など、不安を探せばキリがありません。

でも、不安を感じること自体は決して悪いことではありません。
大切なのは、

「どうすればできるか?」

を考え続けることです。

✅まずは小さな一歩を踏み出す
どんなに小さくてもいいので、最初の一歩を決めて、動いてみましょう。行動を起こせば、次にやるべきことが見えてきます。

✅やる理由を言葉にしてみる
なぜそれをやりたいのか?どうして挑戦するのか?言葉にすることで、自分の本当の気持ちが見えてきます。

✅できる未来を具体的にイメージする
「上手くいったらどんな気持ちになるか?」を想像してみるのも、モチベーションにつながります。


まとめ


「なぜ動けない」「やらない理由ばかり考えてしまう」・・・これは、挑戦したい気持ちがあるからこそ生まれる悩みです。

しかし、その理由は大きく2つに分けられます。
①本当にやりたいことではない可能性がある
②目標を明確にイメージできていない

どちらのケースでも、「やらない理由を探す」のではなく、「やりたい理由を探す」ことが大切です。

あなたが「やってみたい」と思ったことには、必ず意味があります。まずは小さな一歩から踏み出してみませんか?

今日から、あなたが挑戦するための「最初の一歩」は何ですか?



最後まで読んでいただきありがとうございます。少しでも参考になれば幸いです。
以前投稿した記事も、ぜひご覧になってみて下さい!

笑顔で、最高のパフォーマンスを!

メンタルコーチ TAKESHI

では次回もお楽しみに👋



前回投稿した記事はこちら⬇️


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