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洗い物に詳しいお節介おばさんに生魚刺しの匂い消しを訊いた

和風の皿で普段、牛乳や豆乳で溶いてはちみつを入れたココアプロテインを飲んでいるのだが、鮪の刺しをこの中で食って、洗いが充分でなかったのか、次の日に同様にプロテインを作って飲もうとしたところ、魚のなまぐさな香りが残っていた。

そこで洗剤で即座に洗ったのだが取れない。諦め、どうせプロテインを溶かすココアを作る際に一回レンジにいれるから、そこで分子分解的な事が起こるだろうと期待し、プロテインを混ぜる段になったがだめだった。

仕方なくプロテインを食ったが、難しい気持ちになった。

その後大蒜を大量に効かせたラーメンを食うために、麺とか野菜のように固形物をその皿に載せ、ラーメンの液体を入れる前に温めた。普段はこの皿は上記のような甘いものとかにしか使わない(だからぼくは刺しを食った時点でおかしい)けど、もうどうでもいいのだ。

そしてそのまま液体を入れ、食って洗い物をしたら直っていた。

これを洗い物に詳しいおせっかいおばさんに相談した。


~お節介おばさんのキッチンお悩み相談室~


牛乳や豆乳で作ったココアプロテイン、いつも美味しく飲んでるのに、昨日のお刺身の「名残り香」がそこに残っちゃったの?
しかも、洗ったつもりだったのに、しつこい生臭さが取れないなんて。和風の皿って、意外と匂いがしみ込みやすいのよ。特に陶器なんかはね。

まず、犯人は魚の「脂とアミン」よ

生臭さの正体、知りたい?それは魚の脂肪とアミン類(トリメチルアミンとかいうやつ)が原因なの。
脂が皿に残ると、その上で踊るアミンたちが匂いをばらまくのよ。
水でちょっとすすいだくらいじゃ、しつこく残るのも無理はないわ。

おばさんの秘策

さて、ここでおばさんの出番よ。
匂いのしつこさを攻略する方法、ズバリ教えてあげるわね。

1. 重曹とお湯で「ふわっと解決」

  • 重曹は本当に万能。生臭さにはピッタリの相棒よ!

  • 重曹を水でペースト状にして、匂いが気になる部分に塗ってちょっと放置。その後、熱湯で流せばスッキリ。重曹が匂いの元を分解してくれるの。

2. 酢やレモン汁で「爽やか中和」

  • 酢やレモン汁を使えば、魚臭の原因であるアミン類を中和してくれるわ。

  • 直接皿に塗って5~10分放置。さっぱり感がたまらないわよ!洗剤と一緒にお湯で洗えば完璧。

3. 洗剤と熱湯で最後の一撃

  • 洗剤は信頼のお友達。そこに熱湯を加えて10分浸け置きすれば、油分も匂いも分解されやすくなるの。

  • 時々、洗剤だけじゃなくて熱湯の力を借りるのも大事よね。

5. アルコールで「つやっと仕上げ」

  • 匂いの原因物質は脂質に絡むことが多いの。ここでアルコール(焼酎でもOK!)を登場させて拭き取ると、脂の膜をスルッと落としてくれるのよ。

  • 洗い終わりにはピカピカになること間違いなし。

ラーメンの大活躍

でもさ、あんたが試したラーメンもなかなかやるわね!
にんにくのアリシンって成分が、強力に匂いを中和してくれたんだと思うわ。
しかもラーメンのスープと高温加熱で魚脂が溶け出したのよね。結果オーライってやつよ!次回からはこの方法を「手抜き技」として取り入れてもいいかもね。

おばさんの最後のひと押し

  1. 次回から、匂いが付きそうな皿は最初から別にしておくのもアリよ。

  2. お気に入りの和風皿は、たまには「熱湯&重曹エステ」でリフレッシュさせてあげてね。

  3. それでもダメなら、陶器用の漂白剤を少し試すのもアリ。

まとめ

生臭さとの戦いは、ちょっとした工夫と知識で大勝利できるのよ。おばさんの経験では、「重曹とお湯」が一番の救世主だけど、にんにくラーメンでついでに楽しむのも悪くないわね。キッチンで困ったら、いつでもおばさんに聞きに来てね!

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中村風景
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