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素敵な出会いを感じる喜び
感動するもの、美しいもの、嬉しいこと、胸が高鳴る想い、
出会うことで得られる感情に、大きい、小さい、の区別はあるのだろうか。
世間の常識バイアスの中で生活している私たちは、それはあると感じると思う。
無意識に、大きな成功、大きな出会い、人生の節目、そんなことにフォーカスしてそれが喜びだと感じてしまう。”大きいもの”として捉えていると思う。
でも、人生って、生活って、小さな喜びがたくさんあると思う。
大きいことばかりでなく、小さなこともある。どちらが多いかと言われれば、日常に潜む、明日には忘れてしまうような些細なことも多い。
些細なことの積み重ねで、人は日々、生きているのかなと考えてみる。
人生の節目なんて、成功なんて、あっても人生に1、2度くらい?それだって、きっと人生の終わりが近づかなければ、気づくことはない。後から振り返って、あれがターニングポイントだったと気づくものだ。
そして、それが大きいか、小さいか、そんなことも人生という尺度で見たら、すぐに覆ってしまうものだ。
入学、卒業、就職、が大きな節目だと思っていたとしても、振り返ったら、そうでもなくて、もっと大事なものの方が大きいと感じるんだと思う。
イベント的な決まりきったものではなく、ふとした瞬間の小さな感動。
例えば、子供の頃、ケーキ屋さんになりたいと思ったとして、それは、人生の節目だったからではない、きっとケーキのおいしさに感動したからだ。
ケーキが美味しいと感じることは、果たして、、
”大きなこと”だろうか?
”小さなこと”だろうか?
その後、ケーキ屋さんになったとしたら、小さくはない。とても大きな出来事。
ふとした感動、ちょっとした予期せぬ喜び、嬉しさ、だったのだけれども、与える影響はすごいのだなと思える。
自分が感じる感情や感動、それらには、大きいも小さいもない。
そう、日々、思っている。そう、思おうとしている。
世間は騒がしい。
飛びつきやすいキャッチーなネタに溢れていて、それが一番と言い張る。それを流行と呼ぶなら、流行についていけない人は遅れてる、なんていって蔑む。
そんなことしなくたっていいのになぁといつも歯痒い気持ちになるけれども。
みんな違って、みんないい。
その心を少しでも持っていてくれたなら、自分のいいと思うものを主張したとしても、他人を蔑むことはしなくてもいいはずだ。
あなたはそうなのね、私はこうなのよ。
どっちもそれぞれで、いいね。
そうシンプルに捉えられたらいいのにね、と。マウントをとりたがる人たちを見て思う。
さて、前置きが長くなってしまったけれど、、何に出会ったのかというと、
素敵な漫画!!w
昨晩は、とても惹き込まれる奥深い物語に感動してしまって。。。笑
危うく夜通し読んでしまうところだったよ。
すごい吸引力で、離れてからもその世界にいるようで、入り込んでしまっていた。現実が霞んでいるような、リアルがリアルに感じられないような。
そんな瞬間が、日常の中に訪れる喜び。
一瞬と言える時間かもしれないけど、その感覚に酔いしれる時間。
素敵だなぁと思って。
そう感じられる時が、心があってよかったなぁとしみじみと思ってしまって。
世の中はいわゆる”大きいこと”にばかり目を向けがちだけれども、そうじゃない感覚だって、感情だって、確かにあると、書き残しておきたくて。
誰も声高には言わない。日々の小さな出来事。
けれどもそれは、日々の土台として、支えてくれているものだと思うんだ。
暗くて辛い中、前を向いていくこと。
その中を進むためには、高給取りになった〜なんて大きなことではなくて、ほんの小さな誰かの笑顔が支えだったりする。
日常に溢れる小さなものたちがくれた喜びだったりする。
お日様が暖かい。
お花が咲いた。
風が心地よい。
どっかのお家のオレンジだかみかんだかわからない果物がタワワに実ってて活力を感じる。とかw
日々目に入る理、感じる些細なこと。本当は、小さくはない、些細なこと。
そんなこととの出会いで成り立っている部分もあるのだなと。
そして、それって、心の栄養なんだなと思う。
何に喜びを感じるかだと思うけれど、私はきっと些細な感動なんだと思う。
それが他人がなんと言おうが、なんと表現しようが、私には必要なことで大きな要素であることに変わりはない。
周りのことばかり、気になってしまう私だけれども、そうじゃなくていい。
自分は自分でいていいんだよと。
感動したら感動したと、どんな小さくたって、そう感じたんだから、それでいいんだよと。
自分を肯定したくて、これを言葉にしたかったのかもしれない。
日々の雑踏に紛れて萎れないためにも、自分の感動に素直になること。
その感動は、素敵な出会いであって、日々を生きる糧となるのだ。
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