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#ビジネス

修羅場経験の話をしようか。 - こういう組織はもう辞めにしよう

「修羅場経験」今日は振り返ってみればとても辛かったことの話をします。修羅場とも言うらしいです。最後には学びや考え方についても少し書いてみたいと思います。長文になってしまいました。タイトルは、こちらの本からインスピレーションいただいております。 そもそもこの記事は、同情をかいたいための記事ではありません。比較をされたいためでもありません。また、修羅場は経験する必要がないならそれに越したことは無い、ということもしっかり述べておきます。また、逃げる勇気もとても大事です。一人でも共

なぜUberEatsの配達員は自主的に働いてくれるのか?

UberEats(ウーバーイーツ)のビジネスモデルが成立するためには、配達員に自主的に働いてもらうことが不可欠です。UberEatsのビジネスは「レストランの料理」と「ユーザーのニーズ」と「配達員の稼働」という3者をマッチングすることで手数料を得る仕組みです。 配達員に稼働してもらう難易度は、一般のデリバリーサービスとは構造的に異なります。例えばデリバリーピザであれば、店舗側は配達員を雇用しているため、配達員に対して勤務時間と配達エリアを指示できます。一方でUberEats

シリコン・バレーの空気

この文章は、私が週一で発行している「週刊 Life is beautiful」からの引用です。 ここ数年、日本の大企業の人から「どうやったらうちの会社でもイノベーションを起こせるか」という相談を受けることが増えています。 質問が「なぜ、日本の大企業はイノベーションを起こせないのか」であれば、終身雇用制、サラリーマン経営者、合議制、多すぎるミーティング、天下り、出る杭を打つ文化、膨大な時間をかけたエビデンス作り、など箇条書きにして明確な答えを示すことも可能ですが、「どうやた

「スキルが高くてカルチャーマッチしない人は採用しない」の鉄則を、誰でもわかるように図解する

---- 2020/05/30追記:この記事でいうカルチャーマッチ(カルチャーフィット、のほうがメジャーのよう)について別でまとめたのでよければそちらも ---- よく見るこういう分類について。 もうほとんど常識と言われているようなことだが、この図では④の「スキル高いけどカルチャーマッチしない人は絶対採用するな」が鉄則だ。 ②は文句なしで採用だ。③は採用したい人はいないだろう。①も、特別高いスキルじゃなくてもそのポジションのスキル要件を満たせていれば全然OKだ。 ここ

ブロックチェーンは何も解決しない。

はじめて、ブロックチェーンを知った時は興奮したものです。なぜかと言うと、「分散化した環境下で、合意形成が取れる」と謳っていたからです。 「これは民主的だな、色々な問題が解決する」と夢中になりました。 「ブロックチェーン」という言葉が、どうも一人歩きしていると感じたのは、ビットコインやイーサリアムを、よく理解してからでした。 よくよく考えれば、「分散化した環境下で合意形成」と言うのは、ビットコインのことだったのです。「ブロックチェーン」は、ビットコインや他の暗号通貨を実現

自分に身についたスキルについて

タイトルだけ見るとHUNTERXHUNTERとかにある念能力を彷彿させますがそうではなくて。 よく人に、鎌田さんの特化したスキルはなんですか?と聞かれた時に僕はちょっと考えてこう言います。 多分これといって何かが秀でてるとかはないですが、人よりは全体的に満遍なく能力数字が高いという自信はあります。あとはコミュニケーション能力とプレゼンですかね。一見、なんか自信満々だなという回答ですが、僕自身は当然というか、このUUUMという会社を大きくするにあたって身につけた能力だと思って

子どもに「14億問題」解かれたアプリをどうやって開発したか

5年前「算数忍者〜九九の巻」というアプリをリリースした。当時、ソシャゲ開発に行き詰まり7名まで成長していた会社は私とデザイナー2人だけが残る形となっていた。事業をたたむかの瀬戸際で最後のチャンスを子ども向け学習アプリに賭け、「算数忍者〜九九の巻」を2人で企画し3ヶ月かけて開発。そしてこのアプリが教育学習に新たな可能性を生み出す事になり、今では会社は11名に成長し、数多くの学習アプリを展開。そして世界中の子どもたちから「14億問題」解かれる事になった。 なぜ「14億問題」解か

話すことが苦手なデザイナーさんへ 〜内向型シャイデザイナーの生きる道

人前で話すことを苦手としているデザイナーは多い。 ボクも話すことが苦手である。 知らない人の前だと、ドキドキしてしまう。 たくさんの人の前で話さなければいけない場合、 処刑前の犯罪人のような気持ちになる。ごめんなさい。死にたくない。 そんなボクだけども、十数年間、なんとかデザイナーとしてやっていくことができた。 なので、話すことを苦手にしている若いデザイナーを見ると、 「大丈夫、一緒にがんばろう」と、 声をかけたくなる。 ということで、話すことが苦手な自分が、話すことが

【Rush Gaming 振り返りシリーズ①】1年の振り返り&今後の展望

こんばんは、お久しぶりです、はじめまして、 Wekids代表取締役の西谷麗と申します。 先日のプロ対抗戦 Day5を終え、惜しくも1マップ差(試合の勝利数ではなく、マップの勝利数で順位が決まるというトーナメントの為)で決勝戦進出を逃しシーズンを終えました。 オフシーズンの今、初めてのチーム運営、そして経営を振り返りながら、今後プロゲーマーになりたい、プロチームを作りたいと思ってる人に少しでもお役に立てそうな内容を何回かのシリーズに分けて書いて行きたいと思います。 まず弊チ