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自分に身についたスキルについて

タイトルだけ見るとHUNTERXHUNTERとかにある念能力を彷彿させますがそうではなくて。
よく人に、鎌田さんの特化したスキルはなんですか?と聞かれた時に僕はちょっと考えてこう言います。

多分これといって何かが秀でてるとかはないですが、人よりは全体的に満遍なく能力数字が高いという自信はあります。あとはコミュニケーション能力とプレゼンですかね。

一見、なんか自信満々だなという回答ですが、僕自身は当然というか、このUUUMという会社を大きくするにあたって身につけた能力だと思っています。誰にも相談することもなく、何かを勉強することなくです。

2013年に会社を設立し、今日に至るまで僕は何度YouTuberというものを説明してきたでしょうか。たぶん何百、何千回だと思ってます。
よくコールセンターで働く18歳のバイトの人が1年経ったらピカピカの営業トークができてるように僕自身もまず社長として人にYouTuberというものを伝えるのが仕事だったのでそりゃうまくなるよね。笑
と思ったりしてます。

また社長という立場なので、毎回ではないですが、一定にタイミングでしっかりとしたプレゼン、立ち振舞をしないといけない時があります。

・株主総会
・社員総会
・全社員朝会
・クリエイターが集まる大きな会
・講演、登壇、授業
・大きなことを発表する時
・TOP商談、会食の時

ざっくり言ってもこれくらいはあります。もうちょっと細かくするとほぼ1週間に1度か2度はプレゼンしてます。
今週でも水曜日にとあるイベントで、週末に宮崎県で調印式、来週には新卒入社式でという感じで。もちろん最初は人の前で話すことが嫌でした。

だって恥ずかしいじゃないですか。

ただ、これはやっぱり甘えてる考え方であり、かつ、僕が恥ずかしいからでクリエイター、社員などに迷惑はかけられないと思ったときに恥ずかしさは消えました。あとは別にプレゼンするのって本人が恥ずかしがってるだけで、まわりからするとモジモジしてるほうが逆に恥ずかしい感じになっちゃうんだなと、今になってですが思ったりしてます。

そして恥ずかしさとかが消えると不思議と次はどうやったら人にわかりやすく伝わるだろう?とか考える様になりました。

プレゼンをどうやったらわかりやすくできるか?

これについて僕が思うことは以下の4つである

①内容が良いこと
②プレゼン資料がシンプルであること
③インパクトを出すこと
④雰囲気作り
⑤話し方

基本的にはなんとなくやっているし、できてる気もするが、あえて文字化するとこんなところである。一つずつ説明していくと

①内容が良いこと
 よくプレゼン資料に派手なアニメーションを使ったり、やたらと文字の色が派手だったりという人がいます。僕に言わせるとその時点でだめです。
逆にプレゼンであっても本当に良い内容であれば箇条書きでも伝わると思ってます。一番言いたいことって結局内容が良ければそれがすべてでテクニックでカバーできるというものではないです。

②プレゼン資料がシンプルであること
 
①に書いたことがほとんどですが、アニメーションだったり文字の色づかいだったり結局は行き過ぎると見にくくなり、最終的にはどれが大切なのか?がわかりにくくなります。僕の場合は基本的には文字を濃いグレーでフォントは統一、なにか重要なところだけ青くするなど統一性を持たせた中にシンプルでわかりやすくを心がけてます。こんなかんじで。

これは僕が講義の際に使った資料ですが、色合いはシンプルです。
あとテイスト的なことではなくて内容もシンプルにします。

人間てそんなに一度にたくさんのことを覚えられない

これが僕が思ってることで、メモしたり、録音したりであとで確認することによりやっと全体を理解できるくらいなので講演とか授業とかでは、なにか印象に残るワンポイントを!ということだけを考えてます。

③インパクトを出すこと
 これはかなり大切なことです。歌でいうとサビというやつ、料理のコースでいうとメインというものに近いですが、そこは当たり前でその前からどうプレゼンにインパクトを出すかということを考えます。
僕の場合(UUUM)の場合、ずるいのが動画の会社なので、例えば

・冒頭にHIKAKINのBEAT BOX動画を流す
・冒頭に水溜りのクイズの動画を流す
・広告の効果検証でタイアップ動画を実際に流す

こんな感じで動画を流すということをするだけで平面のプレゼンから立体的にまた音までセットでインパクトを出せます。
またインパクトという意味では最初に結論を持ってくるなども1つです。

④雰囲気作り
 実は一番気を使うところかもしれません。よくプレゼンをする際にスクリーンの部分の明るさを暗くするために全体の照明を落とすことがありますが、僕は一切あれをやりません。最悪スクリーンだけやるくらいです。

だって、暗くなると眠くなるじゃないですか

プレゼンを聞いてもらうにはもちろんそれに相応する内容でないといけないのは当たり前ですが、聞いてもらう側にも聞いてもらう場、雰囲気を作ることが大切だと思ってます。
例えば、最初にガヤガヤしてたら僕はプレゼンをスタートしません。また会場が聞いてないような雰囲気なら僕は逆にバンバン会場にいる人を指したりして、「聞いてないと困る、当てられるかも」という雰囲気出します。

良いプレゼンは聞く方含めて初めて成り立つものだと思ってます。

⑤話し方
 
これはもう言わなくてもですが、自分が思ってるより自分のプレゼンて基本的に早口になります。なぜか。あとプレゼンを読んでるだけみたいになるといっきに聞いてる方はプレゼンターをそういうやつとして判断するので、いかに自身のプレゼンが言わされる感じを消すかがポイントだと思います。

こんなことを考えてプレゼンしてる感じですかね。

もちろん、経験ほど勉強になることはないので場数も踏むことも大切です。

今日はちょっと真面目になりましたね。

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鎌田和樹
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