幸せってなんだろう?〜「ファスト&スロー」から幸福を考える
「ファスト&スロー」は、ノーベル賞を受賞したダニエル・カーネマンの書いた行動経済学の名著です。
UX界隈をはじめとして非常に高い評価を得ていますが、その長さのせいか、挫折する読者が跡を絶ちません。
当然の帰結として、巷にあふれるレビューの多くが上巻の内容で終わっているような気がします 笑。
だけども、この本、下巻ラストの第5部がとてもエモーショナルです。
そのエモさは、「記憶」と「経験」の話から「人生にとって幸福とはなんだろう?」というテーマへと昇華することに起因します。