加藤朋義

株式会社アンティー・システムun-T System!  https://www.un-tsystem.com/  | アートディレクター / UXUI設計 / デザイナー / 育児 |  サービスデザイン部のマネージャーしています。

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最近の記事

「Noto Sans JP」と「源ノ角ゴシック」なにが違うの? 〜我々はどちらを使えば良いのか問題〜

意味が分からない。 「NotoSans JP」と「源ノ角ゴシック」は全く同じフォントだという。 名前からして、かたや英語、かたや日本語で共通点が何ひとつない。 名前が2つあるのに、指すモノは1つ。真実はいつも1つだけど、名前は2つあってもいいのか。混乱しないのか。 そんなのあんまりだと思い、ザッとインターネットをサーフィンしてみたが、ほとんどの人が 「あ、そうなんだ」 と静かに受け止めている。 自分も周りが「よい」と言うのなら流されてしまう没個性的な人間である。 ここで

    • 新しい体験のデザイン〜「キヲクノカヲリ Flower gift プロジェクト」

      デジタルまわりでデザインの仕事をしていると、「UIデザイン」とも「webデザイン」とも言えない、不思議な案件の依頼が舞い込むことがあります。 少し前、『キヲクノカヲリ Flower Gift プロジェクト』のアートディレクションを担当したのですが、こちらもそういったお仕事のひとつでした。 今回は、デジタル技術の発達により、新しい体験が産まれ、その見た目を構築をした案件をご紹介します。 『キヲクノカヲリ Flower Giftプロジェクト』とは太古からヒトは「花を贈る」と

      • 幸せってなんだろう?〜「ファスト&スロー」から幸福を考える

        「ファスト&スロー」は、ノーベル賞を受賞したダニエル・カーネマンの書いた行動経済学の名著です。 UX界隈をはじめとして非常に高い評価を得ていますが、その長さのせいか、挫折する読者が跡を絶ちません。 当然の帰結として、巷にあふれるレビューの多くが上巻の内容で終わっているような気がします 笑。 だけども、この本、下巻ラストの第5部がとてもエモーショナルです。 そのエモさは、「記憶」と「経験」の話から「人生にとって幸福とはなんだろう?」というテーマへと昇華することに起因します。

        • デザイナーの存在感が大きくなっているのは、なぜだろう 〜これからのデザイン。

          増殖するデザイナー。肩書きに「デザイナー」のつく人間が増えているような気がします。 ・VRデザイナー ・AIデザイナー ・ドローンエクスペリエンスデザイナー ・プロセスデザイナー ・カスタマーサービスデザイナー........ この勢いだと、100年後には、人間よりもデザイナーの方が多くなっているかもしれません(?)。 あちらこちらで「デザイン」の重要性が声高に叫ばれ、「デザイン」という言葉がビジネスを覆い尽くしています。 デザイン経営、デザイン思考、デザインドリブンイ

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        • 新しい体験のデザイン〜「キヲクノカヲリ Flower gift プロジェクト」

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          話すことが苦手なデザイナーさんへ 〜内向型シャイデザイナーの生きる道

          人前で話すことを苦手としているデザイナーは多い。 ボクも話すことが苦手である。 知らない人の前だと、ドキドキしてしまう。 たくさんの人の前で話さなければいけない場合、 処刑前の犯罪人のような気持ちになる。ごめんなさい。死にたくない。 そんなボクだけども、十数年間、なんとかデザイナーとしてやっていくことができた。 なので、話すことを苦手にしている若いデザイナーを見ると、 「大丈夫、一緒にがんばろう」と、 声をかけたくなる。 ということで、話すことが苦手な自分が、話すことが

          話すことが苦手なデザイナーさんへ 〜内向型シャイデザイナーの生きる道

          デザインシステムは、言葉を大事にする。

          『恥ずかしくないモノを世に出せたと思ったら、それは遅すぎる』と 言われるほど、デジタルプロダクト/サービス業界には猛烈なスピード感がある。 デザインのブラッシュアップと同時に、コードや仕様、果てはサービスコンセプトまでが留まることなく更新し続ける。 デザインシステムが考慮されていないプロダクトデザインは、その怒涛の速度の中でカオスと化し、一貫したユーザー体験を死守するために現場は疲弊していく。 そんな中、2018年末に日本語訳され、話題になっていたのが『Design S

          デザインシステムは、言葉を大事にする。