人間の欲求を4タイプ(司令型、理想型、注目型、法則型)に分類。タイプ判定テスト付きで、タイプごとの傾向と対策を解説。自分や他人の「したいこと」がわかるから、人間関係がスムーズになり、人生の目的が見つけやすくなる、人間関係にお悩みの人は必読の一冊。
同じ事件・同じ風景を、自分と違うタイプの人が見たら、どう見えるのか?
なぜ、優秀な人が集まっていても、うまくいかないチームがあるのか?
なぜ、仲良しチームに1人違う人が入っただけで、急に上手くいかなくなったりするのか?
なぜ自分の思いはあの人に理解されないのか?
どうしてあの人はこんなヘンなことをするのか?
そんな謎や疑問の秘密を、「4タイプ」はすべて解決してくれます!
4タイプって、どんな人たち?
「司令型」は、勝つことが至上命題な人々。
「理想型」は、結果よりもプロセスを重視する人々。
「注目型」は、自分の情熱が何より大事な人々。
「法則型」は、仮説を立てるのが大好きな人々。
あなたは、そしてあの人はどのタイプ?
4タイプ判定テスト(presented by FREEex foundation)
社会生物本能の4タイプ
プロローグ:4タイプ判定テスト─大阪芸術大学で一番の人気講義!
・岡田斗司夫は「注目型」
・250人の教室が超満員に!
・学生のタイプごとに話し方を変える
・恋愛・友達関係からアニメ作りにまで活用できる
・小説形式で臨場感を味わってください
・「4タイプ判定テスト」を受けてみよう
・4タイプごとの特徴
①司令型
②理想型
③注目型
④法則型
・小説の舞台はとある高校の文芸部
第1部:司令型──勝つことが至上命題な人々
第1章[小説]アヤノの物語──優等生タイプの文芸部部長
第2章[解説]あなたにとっての幸せとは何か
・司令型の有名人は、勝間和代さん
・「やり遂げてもうれしくない」のはなぜか
・人間を、その欲求によって分類する
・4タイプは欲求の分類に対応する
・ケンカにあらわれるタイプの違い
・「嫌われたくない」にもニュアンスの違いがある
・司令型が好きなのは「優位の確認」
第2部:理想型──結果よりもプロセスを重視する人々
第3章[小説]ショウタの物語──妥協を許さない芸術家肌のイラストレーター
第4章[解説]苦手なタイプがいるのはなぜか
・理想型の有名人は、宮崎駿さん
・4タイプにおけるいくつかの法則
①対角線の法則
②優位劣位の法則
③右回りの法則
第3部:注目型──自分の熱意が何より大事な人々
第5章[小説]エリカの物語──天真爛漫なムードメーカー
第6章[解説]異なるタイプの人と分かり合えるのか
・注目型の有名人は、明石家さんまさん
・小説のモデルになったアミカちゃんの家族
・「分かり合えない」という分かり方もある
第4部:法則型──仮説を立てるのが大好きな人々
第7章[小説]トモユキの物語──的確な状況判断ができる参謀タイプ
第8章[解説]4タイプが組み合わさるとどうなるのか
・法則型の有名人は、森永卓郎さんと池上彰さん
・約束にあらわれるタイプの違い
・法則型は感情的になりにくい
・4タイプが揃うと組織やプロジェクトはうまくいく
第5部:4タイプの謎──なぜ人によって性格が異なるのか
第9章[小説]サヨコ先生の物語──人生の意味に気づく文芸部顧問
第10章[解説]私たちの幸せとは何か
・性格と4タイプは別物
・4タイプは社会維持のための仕掛け(※仮説)
・なぜ4タイプは存在するのか
・「人間は本能が壊れた生物」
・リチャード・ドーキンスが提唱した「ミーム(meme)」
・4タイプと文化のダイナミックな関係
・私たちの生きる意味=人生の目的