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金子みすゞ全集を買いました。

実はもう1つ、ウフフなことがありました。
「金子みすゞ全集;青箱付き3冊セット」 を買ったのです。

金子みすゞ全集

1992年のもので、元値は9700円(解説書・ノート付き)くらいしていたと思います。私が子供の頃、まさに9000円以上出して買ったのです。「大漁」など500編以上の詩を残し、いくつもの童話を残しました。

母が、金子みすゞを気に入り、普段は本など買わない人が全集を求めたのです。当然、私も読んで「詩って良いな」と思いました。私の詩の出会いは、寺山修司詩集(おそらく「書肆田高」版)で、学校の図書館にある堅表紙の白い詩集でした。パソコン部で打ち込みの練習のために、自分の意志で選んだのです。寺山修司は寺山修司でパワフルでした。

もちろん、詩の意味はちんぷんかんぷんで理解できなかったのですが、金子みすゞの詩は解りやすかったです。気の強い、黒い女性の部分も垣間見えるのですが、詩とは”このくらい我があるものなんだ”と納得していたほどです。みすゞ自身は、壮絶な人生を送って怒りを携えながら自死しましたが、そのイメージは全くなくて、慈しみが印象に残る詩人でした。

この本を解説書とノートはないものの、中古2700円で再び手にできた喜びが、発注した直後から収まりません。今から楽しみです。読んだらまたnoteに書きますね。匡成でした。

まずはこちらを読んでもいと思います。





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