歴史専攻が「歴史総合」の教科書を眺めてみると…違和感!【無料塾開催日記・5/23久喜教室】
久喜つばめ学習会とは…?
私たちは埼玉県久喜市、白岡市で子どもたちに無料で学習支援を行う無料塾「久喜つばめ学習会」を行っています。
2019年9月に開設し、現在は3教室約25名の生徒さんに利用いただいております。
無料塾については「久喜つばめ学習会」ホームページをご覧ください!
歴史専攻が「歴史総合」の教科書を眺めてみると…違和感!
今週も久喜教室はたくさんの生徒さんが!14人です!あれ?今回も最多かな?
小学生〜高校生まで、時にお話ししつつ、テスト前のピリピリ感もありつつと盛り上がりもすごい!
昨日私は高校生の生徒さんのテスト対策を行いました。明日は「歴史総合」の試験だそうです。学習指導要領の改訂に伴い、新たな必修科目となりました。主に近現代の歴史を学びます。
どんなものだろう?と教科書を眺めてみましたが、すごく違和感…!
なんでしょう?今回はまだ前近代の部分が試験範囲だそうなのですが、通史ではなく、いきなり地域史なんです。
世界史というと、ある地域(例:ヨーロッパ)における”縦の歴史”(例:ヨーロッパ史)だけではなく、ある時点(13世紀)における地域間の歴史(いわゆる"横の歴史”)の視点も重要です。というか私がこれまで学んできた歴史学はその傾向がが強かったです。グローバルヒストリーという考え方もあります。
私としては高校生でもある程度歴史を学んできた段階なら地域史もいいと思うのですが、中学を卒業してすぐに地域史というのはどうでしょうか?繋がりを見い出せず暗記になりかねないかなぁと。
近現代に入れば、しっかりと横の視点も入ってくると思うのでので大丈夫かと思いますが、それまでに歴史を嫌いになる子が出ないかなぁ…
まぁ私の第一感ですし、卒業論文を書いただけの人間の意見ですので今回はここまでと。
今回も読んでいただきありがとうございました!来週の無料塾開催日記もお楽しみに!
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書いている人
元小学校教員/中高社会科・地理歴史科教員免許/専門は中学校社会科/社会福祉士