
【レポート】宮城県鹿島台商業高校様にて、キャリア研修!
皆さま、いつも記事をご覧いただき、ありがとうございます!
今回の記事では、2024年12月に宮城県鹿島台商業高校様にて、当社副社長齋藤が実施したキャリア研修の様子を、関村視点でレポートいたします!
ぜひ、ご覧いただけると、嬉しいです!よろしくお願いします!
1.鹿島台商業高校様とのご縁
鹿島台商業高校様にて、キャリア研修を行うのは、2024年度で三回目です。2022年度から毎年一回、お話しさせていただいています。
この鹿島台商業高校様とのご縁は、当社副社長の齋藤から。齋藤の高校時代の担任の先生が、鹿島台商業高校の校長先生だったのです!!校長先生も、まさかこんな形で、教え子と一緒に何かをする機会が生まれるとは、まったく想像もしていなかったと思います。笑
一つ一つのご縁に感謝ですね。大事にしていきます。
また、このような素敵なご縁だけではなく、商業高校出身である齋藤としても、就職を意識する生徒が多い商業高校だからこそ、「今のうち」に知っておきたいキャリアの話を伝えたいという思いがありました。そのような想いを齋藤から、校長に相談したところ、コンセプトや内容に共感をいただいて、キャリア研修を実施することになりました。
その校長先生は、今年度より、別の高校に異動しましたが、今まで聴いていただいた先生方にも必要と感じてもらい、継続して実施しています。先生方からも、必要だと思ってもらえるのは、大変ありがたいことですね。
2.高校生に伝えたこと
私たちが今回大事にしたのは、『これから地域企業に出ていく彼ら彼女らが、早く知っておけば、知らないよりも豊かな人生が送れる!』そのエッセンスをしっかり伝えることです。
それは、私たちが地域企業で働く若手社員をたくさん見てきたからこそ伝えられることだと考えました。
テーマは、『したたかに、しなやかに、生きる楽しみを届けたい!』です。

また、昨年度、鹿島台商業高校様にて実施したアンケート結果より、将来がネガティブ・不安と答えた生徒が一定数いました。そういった生徒の皆さんに対しては、分からない・イメージが持てないから、不安になり、ネガティブな感情が大きくこともあります。そのため、まずは、現状を知ることから始めましょうとお伝えしました。

また、どうしても、学生時代は就職することがゴールになってしまいがちです。就職がゴールでないこと、場合によっては、辞めてしまうこともあるし、想定外のことが起きる可能性もあります。

それは、決してネガティブなことではなく、その一つ一つとの向き合い方を理解しておくこと、そして、いざという時を見据えて、備えておくことこそが、したたかに生きるためには重要であるとお伝えしました。
好き、やりたい、得意を活かす、目標がある、成功体験…等、そういうイメージが持てない学生も多いと思います。でも、「働く」タイミングはやってきて、その先も、キャリアは進んでいきます。そのような中で、どうキャリアと向かうのか?今回は「あくまで考え方の一つとして」とも、お話しています。
様々な理論や成功事例がある中でも、地域企業で働いている方のリアルと向き合ってきたからこそ、高校生に届けられるもの、そして、新しい気づきが持てるものを大事に内容を構成しました。
私たちが高校生に伝えたことは、『会社というフィールドを使って自分の武器を増やしていくこと』の重要性です。ただただ毎日作業して、疲れて終わるのではなく、何でもいいので、できることを増やしていく意識をもって、日々過ごしていくことが、自分の人生を切り拓いていくことにつながります。

自分の武器って、どんなものがあるのか…。ここは、短い時間でしたが、ワーク時間を使って、今の自分の武器を棚卸ししました。商業高校だからこそ、職場で活かせる実業をしっかり身に着けているのは、強みですよね!
みんな簿記を高校時代に取得できるのは、本当に素晴らしいことだと思います。
最後に、仕事は人生を楽しむためのものであるとお伝えしました。そのためには、『自分の意思で決めていく』ことの重要ですね。

その自分で決めていくためにも、自分の武器をしっかり増やしていくことが必要です。できることが多ければ多いほど、自分で選ぶ選択肢は増えていきます。また、自分の武器は、スキルだけではありません。行動面や感情面も含めて、強みはたくさんあるものです。
最後に、齋藤より、高校生へメッセージ。
すべての経験から、自分の武器は磨かれる。どうせ私なんて…それはやめよう。みんながキラキラして、前向きなことばかりではない。自分がやったことは、必ず糧になる。だから、『したたかに』『しなやかに』。

時代背景も環境も「成功のかたち」も変化していく時代だから、わたしたちの時代には、わたしたちの人生戦略がある。最後は、やるか・やらないか。ご縁いただいた高校生の皆さまが、何か一つでも感じ取って、前に進むきっかけになれば、とても嬉しいです!!

今年度もすてきなご縁をいただき、誠にありがとうございました。
皆さまのご活躍を心から応援しています!!!
3.さいごに
私たちは、学生向けのキャリア教育は、メイン商材ではありません。私たちのメイン商材は、地域企業のHR領域の全面支援です。
では、なぜ、この高校生のキャリア教育をやるのか。そこには、もちろん、齋藤副社長と恩師のご縁もあります。それ以外にも、何か私たちの経験ややってきたことが、周囲の役に立つのであれば、それを精一杯還元したいという気持ちも強くあります。
こういった機会に話してくれないかとお声がけいただけることは、私たちにとって、何よりも嬉しいことです。周囲から必要としてもらえるように、まだまだ日々精進いたします。
今後とも、よろしくお願いいたします!!
