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【読書】ブロークン・ブリテンに聞け /ブレイディみかこさん

「ぼくはイエローでホワイトで、
 ちょっとブルー」で
一躍有名となったブレイディみかこさん。

前回のかわいい表紙とは打って変わって
最新作はパンクなテイストの表紙に
仕上がっています。

前作ではブレイディさんの
お子さんの成長を通して、
イギリスと日本の文化や生活の
違いが描き出されていました。

今回は、
2018〜2020年という3年間を通して、
ブレグジットやコロナに翻弄される
イギリスと世界のこれからを
考えさせられる一冊となっています。

アメリカの大統領選挙と同じように、
イギリスでも、EU離脱か否かを
めぐってここ数年で国民の意見が
真っ二つにされました。

日本でも、
NIKEの女性マイノリティを応援する
CMに対する反応を見ていると、
同じようなことが起きているのかなと
個人的には思っています。

差別やフェイクニュースにどう対処して
よりよい世界へ向かっていくのか。

今回も、そのヒントが詰まった一冊でした。


***

ー 響いたフレーズ ー

人間は、誰かのことを考え、
知るようになると、同情するようになる。

富と権力を持つ人々が
下々の者のことを考えないのは、
そうする必要がないからだ。

***

ー 今日のごほうび ー

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吉祥寺駅を降りて、井の頭公園へ
向かう途中。

少し道を外れると、
行列が絶えないパン屋さんがあります。

お店の名前は
「ブーランジェリー ビストロ EPEE」。

お洒落なパン屋さんでありながら、
店内では本格的なフレンチもいただく
ことができる、吉祥寺の超人気店!

イギリスな気分になりたくて、
この日はスコーンをいただきました。

チョイスしたのは
今の時期にぴったりな栗のスコーン。

ほろ苦いココア生地に、
ほっこり甘い栗がごろごろ入っていて
毎日でも食べたくなるおいしさでした♪

***

このnoteでは、instagramに投稿している
読書 + お菓子の記録を紹介しています。
instagram:ごほうび書店 fum*fum


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