本:俺か、俺以外か。ローランドという生き方
今回もわたしが最近読んだ本から、びしびし響いた部分について書いていきます。
ローランダー(ローランドのファンのこと)のわたしですが、この本が発売されてから購入までにタイムラグがあります。
ローランド、ごめんね。
まずローランドについては、本の紹介から少し抜粋。
ホスト、ファッションモデル、タレント、実業家、現代ホスト界の帝王と称される。
高校卒業後、大学に進学するも早々に自主退学し、2011 年 18 歳でホストを始める。
2013 年には史上最高額の移籍金での移籍が話題となる。
2018 年 7 月のバースデーイベントでは 6,000 万円以上の売り上げを記録、グループ歴代売上最高記録保持者となる。
同年末に現役ホストを引退し、2019 年に独立。
ホストクラブのオーナーを務めるかたわら、美容品プロデュースやアパレル事業、メンズ美容サロンのオーナーも務めるなど実業家としても活躍。
ローランドって度々発する名言が面白くて好きになったんだけど、その中でも特にわたしのお気に入りは
「その辺の男と飲むドンペリより、ROLAND と飲む雨水」
この本を読み終えて感じたことは、
ローランドって自分は必ず成功するって決めているということがわかった。
だから、それに向けて自分がやらなければやらないことは何か、自分の考え方がどうあればいいか、どう行動すれば、どう振る舞えば良いかがわかっている気がする。
「人生成功したければ、やるか、やらないかじゃない。やるか、やるかだ。」
と本人は言っている。痺れる!!!
響きポイント 1 つ目
ローランドの自分大好きの度合いは本を読んでいても、動画を見ていてももはや気持ち良いくらいの自分大好き度。
ネタとして見れば「面白い」で終わるけれど、この自分への愛がローランドの自信になっているんだろうなと思う。
わたしにとって響いたポイントは、
「好きな自分でいたい、理想とする自分でいたい、自分のことを嫌いになりたくないという気持ちも自己愛と同じぐらい強い」ということなら気がついたと書いてあった部分。
この感覚は、わたしもなんとなくわかる気がして、この部分を読んでちょっとしっくりきた。
自分のことを嫌いになりたくないから、努力する。
理想とする自分でいたいから、頑張る。
そういう気持ちがこもっている時の方が、わたしは行動できるし、結果にもこだわって取り組める気がする。
ただ何かを達成したいから動く、ということではなく、そこに「自分を好きでいるために」という要素を含ませると、強いのかも!
響きポイント 2 つ目は、ローランドの仕事へのこだわりは本当に抜かりが無くて、完璧主義。そして仕事自体も大好きだということが伝わってくる。
本人も本の中で
「きっと、宝くじで 100 億円当たろうが、次の日も定時に仕事へ行くだろう。金のためではない。仕事は、自分の生きるすべてなのだ」
と言っている。わたしはそんな風に感じて仕事をしたことはないけれど、この言葉にも痺れた!
そんな風に思えることで世の中に貢献したいものです。
最後の響きポイントは、ミスをしたときについて。
ローランドももちろんミスをしたり、やらかしてしまったときは人並みにショックを受けるらしい。
そんなときには、「自分ぐらいは自分の味方をしてあげたらいい。」とのこと。
批判や追及は頼んでいなくても周りの人がしてくれるから、自分だけは自分の味方をして、自分を励まして、自分を守ること。
そして、次は絶対に成功させてやるんだ!と誓うこと。
私はミスをすると、ズルズルと引きずってくよくよしがちだけれど、このローランドからの教えは素直に意識していこうと思う。
ちなみにローランドは、
「病むということは絶対にしないと決めている。」らしい。
病むというのは、生産性がなく、無駄な時間なのだと。
だから、病むのではなく「悩む」。
どうしたら失敗しないか、なぜ失敗したのか、どうしたら解決するかといったことを考えて、生産性のある時間にするとのこと。
失敗やミスは起こさないことが 1 番だけど、起きてしまったら病まずに自分の味方になる!
以上ざっと 3 点について書きました!
この本はローランドの面白いところも伝わるけれど、深いことを話しているので、ぜひみなさんに読んでほしい!!!
ちなみにこの本で得られる収益は、全額寄付されるそうです。
半分は、カンボジアの子ども達の育英のため。
そしてもう半分は、東日本大震災をはじめとする日本各地の復興のため。
こんなところも、痺れますな。