本当に体にいいの?ねばね~ば“オクラ”を大解剖!
こんにちは。広報担当です。
今日は私たちも取り扱っているオクラについてお話します。
ネバネバしている見た目から、いかにも体に良さそう、という印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
そもそもオクラの原産地はアフリカ東北部と言われ、古代よりエジプトで栽培されていたそうです。日本では、鹿児島や沖縄県、高知県など九州や四国を中心に栽培されています。
みなさんもオクラを買ったはいいが、冷蔵庫に入れていたらいつの間にか黒くなっちゃった!なんて経験があるかもしれませんが、オクラはとっても寒さに弱く、鮮度を保つのがとっても大変な野菜なんです。
【私たちが取り扱っているタイのオクラ】
私たちのグループ会社「タニヤマサイアム」の農作物は、農薬使用等の厳しい基準を満たした契約農家で栽培されたものです。その中で取り扱っている商品としてオクラがあります。
「輸入野菜と国産野菜」の記事へ
タイは、日本とは違い年間を通して暖かい気候であるため、オクラは年中収穫することができます。そのため、私たちは、日本で採れる夏の時期には国産オクラをみなさんへお届けし、日本で採れない時期にはタイ産オクラを輸入しみなさんにお届けしているのです。そうすることで、年中安定した品質と量のオクラをみなさんにお届けできるだけでなく、オクラを食べて頂く機会を増やすこともできるのです!
【オクラの栄養価について】
オクラにはどのような栄養価があるのか調べていくと、ポリフェノール・食物繊維・ビタミンB1・ビタミンB2などを多く含んでいました。
●ネバネバの正体は?
オクラの特徴的なネバネバのもとは、ムコ多糖とペクチンという成分だそうです。ムコ多糖は細胞の周りで水分を蓄えている大切な物質で、胃の粘膜の保護や栄養・老廃物の運搬など体にとても大切な役割を果たしてくれているのだとか。
一方、ペクチンは水溶性食物繊維で、整腸作用を促す効果があるとされています。また、ペクチンは体内で胆汁酸や食物中のコレステロールが吸収されるのを防ぎ、コレステロール値を下げてくれるため、動脈硬化や高血圧の予防につながるそうです。
同様に、オクラに多く含まれているカリウムには、体内の余分なナトリウムを排出する役割があり、塩分の摂りすぎを調整する働きがあるそうです。そのため、高血圧や動脈硬化などの生活習慣病の予防への効果が期待できるほか、長時間の運動による筋肉の痙攣を防ぐ働きもあるとか。
美容効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果だけでなく、年齢とともに気になる高血圧や動脈硬化といった生活習慣病予防効果も期待できるマルチな野菜だったのです!
●βカロティン・ビタミンB1・ビタミンCが豊富!
オクラには、βカロテンがレタスのおよそ3倍以上も含まれているそうです。βカロテンは、抗発ガン作用や免疫賦活作用があるとされており、体内でビタミンAに変換されると、視力や粘膜の健康維持だけでなく、髪や皮膚の健康維持といった美容面でも期待できるそうですよ。そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きもあるといわれています。
また、オクラにはピーマンの3倍のビタミンB1も含まれており、夏バテなどの疲労回復にも効果が期待できるほか、免疫力アップや抗酸化作用を持つビタミンCも多いそうです。ビタミンCには、ストレスに対抗するホルモンを作ったり、コラーゲンの合成を助け、全身の組織を丈夫にする働きがあるそうですよ。
コロナ禍で免疫力アップしたい、またステイホームでストレスが溜まっている昨今にぴったりの食材ですね!
調べてみると、あんな小さな体に、私たちにとってとても大切な栄養がたくさん詰まっていることがわかりました!
みなさんも毎日の食卓にオクラを並べてみませんか?
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