「水やり」は考えるな、感じろ! / 種まき水やりロックンロール その⑦
おはようございます!
今日は、植物栽培ビギナーなら誰でもつまずく
(と、思う)
「水やり」についてのひとりごとです〜
人間も植物も、脱水には御用心!
◇◆◇
「水やり3年」
という言葉があります。
「水やりがちゃんと出来るようになるには3年かかる」
という意味だそうです。
植物栽培の経験がないひとからすれば、
「水やりぐらい、コドモでも出来るやん?」
と、思われるかもですが、
私は声を大にして伝えたい。
「そんなカンタンなことじゃあないんだよ!!!」
水やりとは、奥が深~いものなのです。
ちょっとやそこらで、
植物の気持ちはわかるようにはならんのです。
例えば、
植物の育て方を模索というか検索していると、
よく目にとまるのが
「水やりは、土が乾いたらたっぷりと。」
というワード。
これ、私のような素人には
加減がよくわからないんですよねぇ。
土が乾いたらって、
どれぐらい乾いたらヤバいの?
表面は乾いていても、
中は湿っていたりするんじゃないの??
そんなことをウダウダ考えている間に、
あらら、なんだか枯れてきたじゃない!
……なんてことの、くりかえし。
そう、私は失敗をくりかえしています。
【エピソード 1】
今シーズン初めてまいたバジルの種から
たくさん芽が出てきて、うれしかったので
たくさんの太陽光を浴びさせようと思い
ベランダの1番日当たりのいいところへ置いたら、
干からびた。
【エピソード 2】
小さなポットに種まきをして、
水切れにならないようにどんどん水をあげていたら
キノコが生えてきた。
その他、いろいろ……。
涙なくしては語れない、悲劇の歴史。
そんな水やり難民の私が、
園芸愛好家のパラダイス
「ホームセンターの園芸コーナー」
にて、こんなものをみつけました。
なんと、土の水分量がわかるらしい。マジかよ。
ナニナニ、
土に挿す→ 乾いている時は「白」
水を与える→ 潤うと、「青」へと変化!
なるほど、毎日コレを確認して
水やり時期を判断すればいいのかー。
フクムラ(私)は安心を手に入れた!タッタラ~~
試しに1本購入し、帰宅すると
タイムリーというか「最悪」というか、
ちょうどミントが水切れを起こして
シワシワになっていました(号泣)
実はこの日の朝、
なんとなくミントの元気がよくなかったんですよ。
それで
「最近、曇り続きだったのに水をあげすぎたかな?」
と思い、水やりをしなかったのです。
すると
そんな日に限って
午後から快晴。
最高気温29度。
人間でも日焼けしてシワシワになるような気温や。
そら、ミントもシワシワになるわ!
泣きたい気持ちを抑えつつ、
いい機会なので今日買ったばかりのコレを
試してみることに。
土に挿して
水をあげます。
すると、
おお、ほんまや~! 色が変わった!
でも、その後、使っていて、
ふと思ったのですが、
例えば
留守中に白くなっても、
うちはひとり暮らし。
誰も水やりしてくれない、よね……。
あかんやん!!
安心ちゃうやん!!!
あゝ、つらい。
誰か白になったら勝手に水やりしてくれ。
ほんとに。
水やりのタイミングって、あれこれ悩んだり、
理屈だけじゃダメなんだ。
こんな時、
思い出すのがこの言葉。
人生、植物、全てがそうなのよね。
大自然からの「水をくれ~」のメッセージを、
己の力で感じるのだ!!
わかったわ。ありがとう。
これからも精進いたします!
おわり
【次回の更新は、6月6日(月)です】