SaitoMD

こんにちは、齋藤商店です。 よくわからないワークショップをつくっています。

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最近の記事

座右の銘

紹介してもらった本『エフェクチュエーション』に影響されて自分の言語化をしてみます。普段なら座右の銘とか絶対にやらないんですが…、、 1個目「枯れた技術の水平思考」横井軍平さんの言葉。意味は「もう見向きもされなくなった古いテクノロジー(枯れた技術)を違う分野に落とし込むことで、全く新しい価値を生み出すこと」です。 僕の性格的に「特定分野を突き詰める」のは苦手。代わりに「他人がおよそ組み合わせないだろうユニークな分野の越境を通じた組み合わせ」が得意。 これまでも「築地市場で

    • ワークショップのプログラムデザインにおけるAI活用について

      これはWSD(ワークショップデザイナー養成講座)の修了生が日替わりで書くアドベントカレンダー企画に参加して書いている投稿です。 アドベントカレンダーへのリンクはこちら 概要ワークショップのプログラムデザインをAIを使ってやってみます。最終的な出力は「ワークショッププログラム」の資料です。作業者(僕)はプロンプトを書いて、最後に資料にまとめたものをアップロードする作業だけを行います。 なるべく純粋にAIがワークショッププログラムを作ったらどうなるか?という視点で作業をします

      • 「闇のファシリに対する防衛術」やります。

        「あらゆる技術は使い手によって人を救いもすれば殺しもする」という原則に対して、ファシリテーションという技術もまた例外ではありません。 正しく使えば「対話を生み、深い気づきを得る」ことができるファシリテーションは、誤った使い方をすれば「人の思考を操る」ことができます。 僕はその「人の思考を操るファシリテーション」を「ダークファシリテーション」と名付けました。ダークファシリテーションが使われるのは、例えば、結論ありきで組み立てられたワークショップなどです。 そんなダークファ

        • 世界は諸説でできている

          有給休暇を使って「つくば」まで行ってきた。 これから起こるかもしれない面白いことのタネを植えに行って、たぶんうまい具合に芽が出てきた。 おかげで頭の中が動物園状態だ。 何が起こるのか? は、しばし実りの時をお待ちいただくことにして、今日はこの日に会話したことの中から考えたことを書いていこうと思う。 なにぶん、生の情報は扱いが難しいのです。 さて、誰しもが遠足などで一度は「博物館」に足を運んだことがあると思う。自分より大きな生き物の骨や剥製が並ぶ博物館。世界中の動植物が並

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          段ボール燻製機

          プロダクト この5文字にはロマンが溢れている。 Webサービスとは違い、プロダクトには物理的なボディが存在する。その圧倒的な質量が醸し出す雰囲気は、うん兆円もつぎ込んだWebサービスの存在感を一瞬にして飛び越えることがある。 しかし、プロダクトはわがままだ。 すぐ壊れるし、 作り直すのは手間だし、 かさばるし、 劣化する。 だから、プロダクトを作る事にチャレンジしようと思う時点でもうエラバレシ者と言っていいだろう。そのくらいプロダクト生産は限られたものたちの戯れなのだ。

          段ボール燻製機

          ある喫茶店にあった作文の話

          会社から少し遠くへ、ランチどきに少し遅れて歩いていた。ラーメンか、定食か。頭の中はその2択で満員電車だったが、ふと「パスタセット」の看板が目にとまる。 店内の様子をのぞいてみると、客は他に誰もいない。入り口にはヤニで汚れた時代物のマンガが並ぶ。「サイフォンコーヒー」と「ナポリタン」の文字が、ここが喫茶店であることを表していた。 少し、躊躇しながら、そっと店内に入る。 「まだランチやってますか?」 奥の店主とマダムが相談している 「1人?4人がけでいいかな?うん、いいよね」

          ある喫茶店にあった作文の話

          「歴史を編纂する」に宿る作為

          歴史を書く、という行為が重い とあるコミュニティのコアメンバーとして、気づけば半年ほど歩き続けてきました。 今、ちょうどひとつの節目を迎えて、これから新しく参加する人と、これまで参加してきてくれた人たちに向けて「このコミュニティがどう生まれ、何が起こったのか?」を振り返ってまとめた歴史書を作っています。 すると、たった半年の出来事とはいえ、いろいろあったなぁと。改めて半年の間に起こった出来事の多彩さに驚くわけです。 その上で、人に伝えるためには文脈が必要で、じゃあどの文脈

          「歴史を編纂する」に宿る作為

          「おとなの絵本プロジェクト」を卒業しました。

          かれこれ4、5年に渡り立ち上げ当初から参加していた「おとなの絵本プロジェクト」の運営メンバーを卒業しました。 おとなの絵本プロジェクトとは、 「大人による、大人のための絵本読み聞かせ」をテーマにしたイベントです。要はカラオケの絵本読み聞かせ版だと思っていただければ、と。 全員が趣味で有志メンバーだけでやっている活動とはいえ、Facebookページの「いいね」は完全オーガニック(要は広告費ゼロ)で3,000を超えており、下手なマーケティング(笑)な連中には負けないプロジェク

          「おとなの絵本プロジェクト」を卒業しました。

          勉強は楽しい。

          お受けしている仕事の一つが「学び」に関するインタビュー記事の製作で、語り手の言葉が一つひとつ示唆に富んでいてとても楽しい。 インタビューの内容については、納品する記事をお読みいただくとして、ここでは記事を書きながら僕が考えたことを整理してみようと思う。 僕は勉強が嫌いだった。例えば、暗記は無理だった。高校3年生の漢字小テストで0点を取ったくらいダメだった。 そんな僕だったけど、大学ではひたすら勉強をしていた。なぜなら、勉強が楽しかったから。 ただし、授業はつまらなかっ

          勉強は楽しい。

          新規事業を作るときに救われている考え方

          まだ全然、成功なんか地の果てだけど新規事業に取り組む時、 「死守せよ、そして軽やかに手放せ」 ピーター・ブルック という考え方に何度も救われている。 ゼロから何かを作る時は、 こだわって、こだわりぬいて。 でも、そのこだわりをさらっと手放すことができないと次の次元に飛び立てない。 そんな風に感じる場面に何度も出会う。 手放すことと失うことはイコールじゃなくて、むしろ両の手のひらを空にすることで新しい何かが訪れる余白を作るようなもの。 重たい荷物をよいしょと下ろし

          新規事業を作るときに救われている考え方

          million marketsについて

          今作っている新規事業について、濃縮非還元の言語で語ってみる。そんなの公開していいの?と言われても構わない。なぜなら、この状態で「なるほど、つまりこういうことか!」と思った人はぜひ「一緒にやりましょう」な人だからだ。それに僕がやりたいのはこの3ステージくらい先にある。 million marketsはECサイトの企画だ。 有り体に言えば「次世代EC Social Network Market」になる。これはmillion marketsが属するジャンルの話なので企画そのもの

          million marketsについて

          コミュニティナース第7期講座の説明会にてカメラマンした報告と雑感

          2018年9月27日 上野にある「いいオフィス」にて、コミュニティナース講座の第7期育成講座の説明会のカメラマンをしてきました。 普段は写真を並べるだけですが、コミュニティナースに関しては色々と関わりが深めなので思ったことも合わせて書こうと思います。 ちなみに講座の応募はこちらからできます。 ※主に看護師向けの講座です。 コミュニティナースとは病院を飛び出して地域コミュニティの中で人々の健康を作ったり守ったりする看護師のコンセプトのことです。 詳しい話はコミュニティナー

          コミュニティナース第7期講座の説明会にてカメラマンした報告と雑感

          2018 Photo Plan

          2018年限定で写真撮影のプランを受け付けます。条件等は以下の通りです。 ポートフォリオはInstagramもしくはnoteのマガジンの写真たちです。 Instagram fujiterun https://instagram.com/p/BoGzIpTBoJP/ note 撮影した写真たち https://note.mu/fujiterun/m/m582bdc802ddd 撮影条件1.料金 東京23区内なら無料、コーヒー奢ってもらえると喜びます。23区外は交通費や宿泊

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          西日本豪雨のチャリティ企画【おとなの絵本プロジェクト】

          立ち上げ当初から参加しているおとなの絵本プロジェクトにて、西日本豪雨のチャリティ企画をしました。 運営メンバーに岡山出身の人がいるので、今回は岡山県倉敷市の社会福祉協議会にみなさんから集めた参加費の半分を寄付します。 残り半分は、岡山県産の特産品を購入し参加者のお土産にしました。 いつものカメラマンに加え今回は、現地で読み聞かせボランティアをしている方ともネットでつないでお話を聞きました。 倉敷市で最も被害が大きかった真備地区でのボランティアの報告もしました。

          西日本豪雨のチャリティ企画【おとなの絵本プロジェクト】

          ロゴ バージョン2

          Fujiterunのロゴをアップデートしました。 白黒の反転版もあります。 意味Fujiterunが目指すのは「Pass the Bridge」の世界観です。異なる価値観や専門性の間に橋を渡し、新しいムーブメントを生み出します。 旧ロゴは不定形な円を重ね合わせることで、世界のレイヤー構造を表現していました。しかし最近、世界はレイヤー構造よりも、螺旋構造の方が近いのではないか、と思うようになりました。 しかもその螺旋は行ったり来たり、複雑怪奇な形をしています。そ

          ロゴ バージョン2

          親子写真館、はじめました。

          親子の日常を写真におさめる、親子写真館という企画を始めました。企画の名前はもう少し考えてみたいと思っています。 どこかにありそう。 親子写真館という企画では、親子の写真の中でも特に家族全員が写っている日常の写真を撮ります。 親子が集まるカフェなどに在廊して、写真を撮って気に入っていただけたものをお売りします。

          親子写真館、はじめました。