Sanpo日記【京都の祭り】 吉田神社の節分祭
京都の節分を楽しもう
京都の冬はとても寒いんです……。
北海道の友人が「寒い、寒い」と言っていたので、
おそらく大げさではない……と思います。
観光するには向いていない季節ですが、
京都の2月は節分祭を行っている場所がたくさん。
そん中でも節分祭といえばココ、
といわれるぐらい有名な吉田神社に行ってきました。
お祭りに行くのは久しぶりだったので、
凍てつく寒さも我慢できる。
京都の散歩を楽しんできましたよ。
京都の魅力は「祭」にあり
京都は年中にわたり、
多種多彩なお祭りがあります。
小さなお祭りから大きなお祭りまで。
それぞれに魅力がたくさん。
タイミングが合えば京都のお祭りを狙って
観光してみるのもおすすめですよ。
かくいう私は人の多い場所が苦手なので、
祇園祭も葵祭も時代祭も
しばらく行っていませんが……。
人の多い場所が苦手な方は
覚悟してから行きましょうね。
古の趣を現在に伝える数少ない神事の一つ
吉田神社の節分祭見どころは、
節分前日に行われる追儺式(ついなしき)です。
俗に「鬼やらい」と呼ばれています。
私が吉田神社に行ったのも
節分前日の2月2日。
しかし残念ながら
鬼やらいは入場制限が入るとのことでしたので、
(コロナの関係か群衆事故防止か……)
午前中にお祭りの雰囲気だけ
楽しんできました。
2日間で約800店の露店が
境内や参道にはたくさんの露店が並ぶので、
それを見るだけでも楽しいですよ。
近所の子どもはたまらない!!
きっとお小遣いをもらって色々回るんでしょうね。
私が気になっていた露店の一つは
「おそば屋」さん。
それはなぜなのか。
節分とはそもそも、
各季節が始まる日の前日をいいます。
(つまり年4回あるんですねー)
現在の節分といえば、
2月3日が一般的。
なぜなら江戸時代以降、
立春の前日を「節分」とする
場合が多くなったからです。
旧暦では立春の頃が
一年の始めとされているため、
立春前日の節分は「大晦日」にあたります。
そして大晦日とえば年越しそばですよね。
吉田神社の節分祭では、
ぜひ年越しそばを露店で食べてみてくださいね。
魔除けのお札と魔除け福豆
吉田神社の節分祭で、
絶対買うと決めていたのが福豆。
この福豆、
「抽選券付き厄除け福豆」として
参拝者に大人気。
驚くなかれ、福豆賞品は
車や旅行券10万円分が当たる豪華さです。
(令和5年の場合)
もちろん私はハズレでした。
残念……。
賞品の数も種類もなんか色々すごい福豆。
大量に購入されている方も
中にはいらっしゃいましたよ。
そして節分期間中のみ授与される
梔色(くちなしいろ)の厄除け。
玄関先にお祀りする神符(おふだ)ですが、
梔色のものは節分ならではです。
梔色は古くから魔除けの力がある
とされているため、
1年間の安全を祈願したいと思います。
吉田神社の節分祭、
とても興味深いお祭りです。
京都の寒さを我慢できる方はぜひ。
おすすめです。
旧暦の大晦日を楽しめますよ。
(余談)好きな映画のロケ地 吉田神社
実は以前から吉田神社には行きたかった……。
なぜなら好きな映画のロケ地だからです。
2009年(だいぶ昔ですが)に公開された映画、
「鴨川ホルモー」。
主演は山田孝之さん。
その他のキャストとして栗山千明さん、
濱田岳さんが出演されています。
原作は京都大学法学部を卒業した作家、
万城目 学(まきめ まなぶ)さんの小説。
興味のある方は本でも映画でも見てみてください。
(好き嫌いは分かれるかもですが)
京都観光がさらに楽しめますよ!!
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