みなさん、こんにちは。
ウェルビーイング・コンサルタントのフジガッキーです!
GWも後半に差し掛かり、きょうは絶好の行楽日和。
いかがお過ごしでしょうか。
きょうのテーマはずばり「従業員とは」です。
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「従業員とは」と言った時点で、この話題は経営者よりの見方です。分かりますか?
会社で働く社員さんやパート・アルバイトさん同士で「従業員さん」なんて言葉、あまり使いませんよね!
なので、きょうのテーマは経営者から見た従業員さんをどう捉えるかという話題になります。
よく「組織の構成員」とか、「仕事をして賃金を受け取る側の人」とか、いずれも間違いではありません。
特に、「仕事をして賃金を受け取る側の人」と考えている経営者にとって、従業員は「コスト」(言葉が強いなら、「人的資源」)としかみていないでしょうか?
財務諸表をみても、「人件費」という損益計算書上の経費科目として表示されているのみで、「資産」勘定にはどこにも該当する科目がありません。
でも、そうだとしても他の経費科目、たとえば「水道光熱費」や「交際費」などと一緒に考えられるものなのでしょうか?
「コスト」だと考えてしまうと、いかに効率よくコストを抑えてが経営の鉄則かもしれません。でも「人」って、そんな単純なものでしょうか?
経営者である以上、会社を存続させるために利益を上げて、従業員の雇用を守ることが重要です。間違いではありません。
でも、その利益を上げるプロセスが違うのではないかと最近感じます。
つまり、
ではなくて、
こっちのほうが、時代にマッチしてるというか、長続きするのではないかと思います。だって、やりたいことは「Going Concern」ですよね!
実はGW中に読み返している本、「売れる人がやっているたった四つの繁盛の法則」(笹井清範著)に、こう書いてありました。
そして経営者についても、こうありました。
従業員を「コスト」と見なしているうちは、こうした「最も大切なお客様」であったり、「共に喜び、共に泣ける人」といった気持ちにはならないのだと思います。
「人的資本」
「働きがい」
いま日本全体で求められていることです。
このGW中の機会に、いま一度「従業員とは」について考えてみてはいかがでしょうか?