専門性という価値観からのパラダイムシフト
みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・ビジョナリーコーチのフジガッキーです!
今日のテーマは「専門性という価値観からのパラダイムシフト」です。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
カリキュラム目線
よろずではいま、事業承継を受けられた後継者の方への後継者育成にも力を入れています。
財務管理・経営戦略・マーケティング・組織構築・人事労務・IT…
実に多岐に亘ります。
こうしたカリキュラムをそれぞれ専門のコーディネーターがアドバイスする。こうした専門家が一堂に揃っていることが、よろずならではの良さでもあります。しかも無料で相談を受けられる。利用しない手はない。
でも、後継者からしてみたら、カリキュラムごとの専門性を高めること自体は、必ずしも目的ではないのではないか?
あるいは、オーバースペックになっていないか?
そんなことを最近感じるようになりました。
脱・完璧主義で、お困りごと目線をもつ!
後継者のひとは、多少語弊がある言い方かもしれませんが(あったら許してください)、ざっくりとした理解で十分。というか、もし専門的すぎることがでてきたら、自分だけで解決しようと思わずに、そのときこそ専門家に頼ればいい!【脱・完璧主義】
それとともに重要で、われわれコンサルタント側も心しないといけないのが、【お困りごと目線】
先のカリキュラムは縦割り的に行われるのが一般的。
ですが、たとえば、経営戦略として今後どこで戦うのか、ビジョナリープランを立てる場合であっても、先立つお金を抜きにしては、絵に描いた餅になりかねない。
さらに、戦略を実践するためには組織だった行動をとるためのモチベーション維持向上も必要だし、そのときにも福利厚生や労務関係の充実も無視できない。マーケティングにもIT関連は避けて通れない。
つまり、すべて関連している。なので、カリキュラムで学んだ事をある観点で横串を入れなおす必要がある。それが、お困りごと目線。
だとしたら、最初からコンサルタントも専門性をぶんぶん言わずに、クライアントのお困りごと目線で横串を指すように話せるようになる必要があるのではないか?
専門性こそ価値があるという考え方からのパラダイムシフト
もうそろそろコンサルタントもご自身の専門性の高さを鼻に掛けるのはやめにした方が良いと思うのです。
実際にその高い知見が現場で活かせ、クライアントの業績が向上してなんぼの世界だとすると、そもそも高すぎる知見はオーバースペックですから。
そこにいつまでもしがみつこうとせず(価値を置かずに)、クライアントのお困りごと、中でも夜ごと眠れなくなるような、思い悩む部類のお困りごとにフォーカスして、その視点からアドバイスできるような人になる。
つまり、専門性(価値観)からお困りごと起点へのパラダイムシフト
いまこそ、求められているように感じています!