素晴らしい仕事をするための、たったひとつの方法とは?
みなさん、こんにちは。フジガッキーです!
今週は、『「自分だけの答え」が見つかる13歳からのアート思考』(末永幸歩著)を題材に、3回にわたって読後の感想、印象に残る言葉や場面、今後仕事にも活かせそうな気づきを中心にお伝えしてきました。
著名な絵画もふんだんに盛り込まれており、それにまつわる作者の思いや考えを知ることができるだけでも十分な価値ある構成となっているのですが、私はなぜか本論とはすこし離れた箇所にとてもフックが掛かりました。
よろしければ、どうぞまたお読み下さい!
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自分だけのものの見方・感じ方
そして「アート思考」というだけあり、単なる絵画の紹介だけに留まらず、著者はこう述べています。
ビジネスだろうと学問だろうと人生だろうと、こうして「自分のものの見方」を持てる人こそが、結果を出したり、幸せを手にしたりしているのではないでしょうか?
じっと動かない1枚の絵画を前にしてすら「自分なりの答え」をつくれない人が、激動する複雑な現実社会のなかで、果たしてなにかを生み出したりできるのでしょうか?
さらに深刻なのは、私たちは「自分だけのものの見方・考え方」を喪失していることに気づいてすらいないということです。
「美術」はいま「大人が最優先で学び直す科目」であるー私は本気でそう信じています。
まったくそのとおりです!ずしりと胸に刺さりました。わたしも美術館に行くと、作品自体よりもその下の解説文を読んでる方が圧倒的に時間が長い!
これを読んだときに、まるで自分のことを見透かされているのではないか、とも思いました!今後美術館へ行ったら、自分だけの見方・感じ方で作品と対話する機会を増やしたいと思います。
素晴らしい仕事をするためのたった1つの方法
お待たせしました!きょうのメインテーマです。
それはこの本の、EPILOGUEにありました。スティーブ・ジョブズが亡くなる6年前にスタンフォード大学で行ったスピーチの中に!
「仕事は人生の大部分を占めます。だから、心から満たされるためのたった1つの方法は、自分がすばらしいと信じる仕事をすることです。
そして、すばらしい仕事をするためのたった1つの方法は、自分がしていることを愛することです。
もし、愛せるものがまだ見つかっていないなら、探し続けてください。立ち止まらずに」
いかがでしたか?
波瀾万丈な人生を歩んだジョブズにして、このシンプルさ!シビれました。
さらに著者は、ジョブズの次の言葉を引用し、
「Connecting the dots.」(点と点がつながっていく)
たとえいまの状態が周りの人から褒められるようなものでなくても、一向に成果が出なくても、目標さえも見つからなくても、ちゃんと「自分の興味」に向き合っていれば、必ず「点」と「点」はつながります。
胸に響きました。勇気が湧いてきました。
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このシリーズは今回で一区切りにしたいと思います。お読みくださりありがとうございました。
そういえば、スティーブ・ジョブズはどんなに忙しくても、プレゼンテーションの前に必ず「瞑想」を欠かさず行っていたそうです!
わたしもいま毎朝起きると、自分の部屋でまず瞑想から入り、そのあとにこうしてnoteを書いています。
今日は午後からオンラインセミナーで登壇の予定があります!
瞑想してから望みたいと思います。