リソースフル
みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・コンサルタントのフジガッキーです!
きょうのテーマは、「リソースフル」です。
いま『幸せに生きる方法』(平本あきお、前野隆司共著)を読んでいます。
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リソースフルとは
「リソース」とは、スキル、能力、知識、技術など、ある人が持っている資源のことですよね。
なので、
「リソースフル」とは、リソースがフル、満ちている状態。
「原因論」でなく「目的論」で
アドラー心理学の核心のひとつが、「目的論」
この対極にあるのが「原因論」。なぜなぜと、ひたすら原因を追求しようとするもの。
課題解決のためにはまず、問題の真因を探ろうとします。なぜを5回繰り返せと。真因にまでたどり着かないと、課題に対する有効な打ち手が出てこないためです。
でも、アドラー心理学では、この「原因論」はイケてないといいます。
なぜか?
原因を追求すればするほど、意識のうえでダメな理由やネガティブなことが強化されてしまうと考えるからです。
なので、「原因論」(悪いところを見つけ出す)のではなく、「目的論」(そもそも目的ってなんだったっけ?)で、良い面を強化する。
まあ、どっちも一理ありますが、目的論のほうがマインド的にはポジティブな感じがします。
そして、この「目的論」こそが『リソースフル追求型の問題解決方法』だというのです。
アスリート指導にも目的論で
いままさに北京オリンピックも佳境ですね!
ミスを防ぐことよりも、アスリートの持つ良い部分に意識を向ける。
メダルは関係なく、いかに本番でベストなパフォーマンスが発揮出来るかに集中する。
結果的に、リソースフルな状態で試合に臨むと、本人が持つリソースが最大限に発揮されて、結果的に成果がでる。
日頃の練習からトップアスリートは「リソースフルな状態」を徹底して強化するとも言われています。
とてもわかるような気がしました✨
「駆け込み乗車はおやめください」じゃなくて
話しはオリンピックからまったく変わります。
よく以前は、「駆け込み乗車はおやめください」と聞きました。
このアナウンスが流れると、必ず乗車口に駆け込む人が少なからずいます。
なぜか?
この本の中で、平本あきお氏が分析しています。
なるほど💡
最近では、「駆け込み乗車はおやめください」ではなく、
「次の電車をご利用ください」とアナウンスする駅が増えているというのも納得しました!
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いかがでしたでしょうか。
オリンピックもまさに佳境ですね!
結果だけではない見方や応援の仕方を心がけたいものです。