ドンブリ経営は悪いこと?目指せ、超★ドンブリ経営!
みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・ビジョナリーコーチのフジガッキーです!
こうしてテキストベースでnoteを書くのもとても久しぶりな感じがします。
というのも、ここ最近は新書や本棚にある本を読み返し、140字のブログとしてつぶやいてばかりいたからです。それはそれで、読後の感想や感じたこと、今後の参考にしたいことなどを短くまとめるのは実はとても難しいこともよくわかりました。
でも、つぶやきも面白いのでもう少し続けていきたいと思っています。
で、今回はあるオンライン研究会での登壇(発表)が来月ある予定でして、テキストベースでまとめるようにとのご指示なので書いてみました。題して『ドンブリ経営は悪いこと?目指せ、超★ドンブリ経営!』です。
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◆「脱★ドンブリ経営」勉強会大盛況
昨年12月に、群馬県よろず支援拠点桐生サロンにて「脱★ドンブリ経営」勉強会を開催しました。満員御礼、大変盛況で年明け1月にも同内容の勉強会を行いました。
元々このコンテンツは、私も所属している「日本キャッシュフローコーチ協会」代表理事和仁達也氏の同名タイトルの書籍と、その後加筆修正し出版された「超★ドンブリ経営のすすめ」を参考に行ったものです。
この本を読んで自分自身腹落ちし、それも含めて実施したわけですが、勉強会参加者の事業者の方々もほとんどの方が本の中で紹介されている「お金のブロックパズル」図がとてもわかりやすかったとのアンケートを頂いたのでした。ご興味ある方はぜひ一度お読み頂くことをおすすめします。
◆ドンブリ経営って、つまりそういうことか!
下の図をご覧ください。
もともと「ドンブリ」とは、商人の前掛けについている大きなポケットのことで、ラーメンどんぶりのことではありません。
1日の商いが終わった後、そのドンブリに入ったお金をパーっと出して「お金が随分と残ったぞ」とか「あれ、意外に少ないなあ」とか一喜一憂することを称して「ドンブリ経営」と呼んでいたりします。
なんとなくダメな感じがしますよね!だって、図のように売上も借入もすべて収入としているし、事業に関係のない個人的な支払もポケットから出していますものね。
すべて一緒くた。お金が足りても足りなくてもなぜそうなったのか理由がよくわからないので、次につながらない。つまり、「ドンブリ経営」の最大の問題点は、お金の流れやお金の構造(儲けの構造)が見えていないということだといえます。
◆「超★ドンブリ経営」を目指せ!
ん?
タイトルの「超★ドンブリ経営」を目指せ!ってどういうこと?
だって、ドンブリ経営じゃダメなんでしょ?
どういうこと?超(スーパー)ドンブリ経営を目指せなんてあり得ない!
ま、落ち着いて。
最後までお読み頂くと、そういうことかと分かります。
ではまず、「ドンブリ経営」をいかに脱するか。言い換えると「脱★ドンブリ経営」を目指すにはどうしたらいいのか?から始めます。
もともと「ドンブリ経営」の経営者に、いきなりこれからはお金の流れをきちんと把握し、仕訳や決算書もきちんと理解できるようにしましょう!といっても無理がありますよね。
『超★ドンブリ経営のすすめ』この本は、プロローグ「決算書なんて読めなくていいんです!」と、ドッキリするような内容から始まります。
逆説的ではありますが、押さえるツボはたった2つ。
お金の流れの全体図をビジュアルで理解する
判断するための基準を持つ
その図というのが、「お金のブロックパズル」 下の図です。
この図を使うことで、
お金に目的別に色をつける
お金の入りと出のバランスを考える
逆算思考で目標を決める
といったことができるようになるのです。
決算書の数字の羅列や仕訳というとアレルギーを感じられる経営者の方でも、これならわかると言っていただいています。
わたしも思います。「ドンブリ経営」でもいいんです!
財務知識の全てを知らなくても、いや知ろうとしなくていいんです。
お金の専門家といわれる方々が知っている知識を10とすれば、このうちのたった2割のことを知っておくだけで、経営において8割の成果が出せます!
どういうことかというと、
決算書の細部まで理解しようとすればするほど、大事な幹を見落としてしまいがちになりやすい
会社の数字が正確に読めることと、正しい経営判断ができることとは別の能力である
つまり、経営者として優先すべきなのは、大事な幹であり、正しい経営判断という後者の部分だということ。
なので、結論!
ただのドンブリを超えて「経営判断に必要なツボを押さえたドンブリ」を目指しましょう!
めざせ、「超★ドンブリ経営」!
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最後までお読みくださり、ありがとうございました。
「超」の意味は、スーパーのほうではなく、超えてのほうでした!
今回は「超★ドンブリ経営」の具体的な内容まで触れませんでしたが、またいつか機会がありましたら書いてみたいと思います。
また、以前にこんな投稿もしていました。お時間があればお読みください。ありがとうございました。