藤王。

19歳から地元の劇団に所属し 結婚を機に引退後、兼業主婦に。 なんやかんやあっての40…

藤王。

19歳から地元の劇団に所属し 結婚を機に引退後、兼業主婦に。 なんやかんやあっての40代 楽しく緩やかに穏やかな日々を。

最近の記事

私の中のマダム。

電話に出る時、声変わりますか? 仕事などでは相手に聞き取りやすく 明るい印象や安心感を与えたいと 声のトーンや話すスピード、滑舌に注意するよね。 私が日常で喋る声と 電話の声と コレを読み上げてる声と 違うかな?一緒? 長年舞台をやって 今はちょこっと配信をやって 自分の声を聞くことに違和感はない。 演じていなければ声色を変える必要はない。 でもやっぱり、違うよね? 無意識に使い分けてるよね?? 先日ムスコヌスの通信教育内容を 一部解約するため電話をかけた。 こういう

    • 秋刀魚。

      実家からとっても綺麗な秋刀魚を2尾いただいた。 母が「お父さんがね、私が好きだろうって1尾300円もするのに買ってきたんよ」と。 母は秋刀魚好きではないそうだ。 確かに実家で秋刀魚が食卓に並んだ記憶は ほとんどない。 で、買ってきた本人も食べないらしい。 何で、足が早い秋刀魚を、2尾も、 自分も食べないのに、買ったの…!! 相変わらず父は母に確認せずに貢ぐのね。 そして50年以上連れ添っても お互いの好き嫌いを知らないもんなのねw 最初に連絡もらった時 正直「わー、また

      • ご機嫌に過ごすために。

        しんどい時は自分に 「えらい」と言うようにしている。 専らSNS上で言っている。 「いいね」が付くと「うんうん」ってなる。 「私えらい!すごい!!」に 「うん!すごいね!」ってコメントをいただいたり 面と向かって人から言われると「えへへ…」って 照れたり、「私なんかすごくないです」って 急に謙遜しだしたりするので SNSで叫んで「いいね」が付くくらいが ちょうど良い。 時と場合によっては 「私がやらないと誰もやらねぇから 仕方ねぇんだよッ!!」と 牙を剥いてしまう事がある

        • 畑違い。でも土は同じ。

          打ち上げにて、 音楽を担当した揖斐さんからの質問が面白かった。 「どうやって台詞を覚えているんですか?」 それはもう、人それぞれ。 読んで読んで頭に刻み込む人もいれば 動きながらやりながら覚える人もいます。 私は本とにらめっこは苦手です。 誰かと掛け合いしながら雰囲気で覚えます。 結果、全然違う事言ってます。ごめんなさい。 そして舞台が終わった途端に 脳内から削除されます。便利。 「飯野ちゃんの役の事をみんなは嫌いなんですか?」 そう言えば「嫌ってください」なんて演出は

        私の中のマダム。

          演劇の効果。

          出演の話をいただいてから 朝晩のストレッチ、筋トレを続けた。 舞台に立つからには自分で自分の体を 隅々まで意識してコントロールできないとね! あ、今は残念ながら朝10分のストレッチだけ。 たまーにお友だちがやってくれている インスタライブのヨーガ、ストレッチに 参加させていただいたり アーカイブを見ながら身体を動かしている。 他にはあすけんというアプリで食事を記録し、 足りない栄養素を補うべく タンパクオトメを飲み始めた。 結果、脚が細くなり腹筋が引き締まり とか、なか

          演劇の効果。

          殴り書き、覚え書き②

          稽古期間中、本番前に一番気にしていたのは やはりムスコヌス(息子)のことだ。 元々彼は私が舞台に立つことに あまり賛成はしていなかったから。 きちんとごはんを食べさせたい。 できるだけ不安な時間を過ごさせたくない。 彼の成長もあって、ギリギリなんとかなったのかな… どうかな…こればっかりは 私が評価して良いことではない。 本番直前は毎晩22時を回って帰宅していたので なんとか息子の日常を崩さぬようにと思っていたが 結局彼はひどい寝不足だった。ごめん。 観劇に来てくれた後

          殴り書き、覚え書き②

          5月13日。

          思ったよりぐっすり眠れた。 まぁ、疲れてたよな。 久しぶりにしっかり泣いたし。 もややんを抱えたまま一日がスタート。 動きが悪い、頭も働かない。 困ったもんだ。 あれこれ考えているうちに 「好きな事をしてほったらかす」のと 「仕事をしてほったらかす」のと ほったらかしてる事には変わらんよな、と思った。 好きな事=仕事の人だっているでしょう。 それが叶う・叶わないで悩んでいる人も多いでしょう。 仕事と好きな事と、何が違うんだろう… お金をもらえればそれで良いの? 例えばお

          5月12日。

          身内が「小学生の子どもを放っておいて 好きな事をしているのはどうかと思う」 と言っていたらしい。 息子からの話。 そして「息子もそう思う」と、本人が言う。 稽古終わり、今日も楽しかったと ウキウキで帰って来たのにう〇こが付いた。 そうね、今日は母の日だもんね。 お前は本当に母親かって事ね。 私だけの問題ではないと思う。 でも、言った人に「そう言うお前はどうなんだよ」 と言うのも違うし、 「私に言って旦那にはそんな事言わんやないか」 と言うのも違う気がする。 稽古に参加する

          殴り書き、覚え書き①

          本番当日、たくさんの懐かしい顔に会えた。 ずっと連絡取りたかった人と繋がれた。 数年前にプライベートで思うところあって SNSのフォローを外してしまった人たちを フォローしなおした。 大体2mmの良いところは同世代を中心に 古くから知っている人、 新しい人と気持ち良く繋がれるところ。 所謂同期と言える人たちが コツコツと積み上げてきた場所に 私が乗っからせていただいたからだ。 そして乗っからせてもらってるくせに やりたい放題自由にさせてもらえた。 これはすごい事だ。 仕事も

          殴り書き、覚え書き①

          何の話?

          スーパーでカゴをつかんだ状態で母と喋っていたら 通路を塞いでしまっていたようで カートを押した高齢男性がぶつかってきた。 私のカゴにカートの先がコツンと当たる感じで。 私が気付いて、 「あ、すみません」 と通路を開けてもずーっと無言おじさん。 無言通り過ぎおじさん。 さよならおじさん。ごめんね。 しかし、 カートが当たると予測できなかったのか? 一言言えなかったのか? 言えない人なのか? 何にしても私が悪いんだけど。 私が「最近の人は…」って思う時はこんな時。 言葉を発

          あなたのストレスはどこから?

          ストレスには良いものも悪いものもあって 何にストレスを感じるかも人それぞれ。 最近私が改めて感じた 「そう!私がストレスを感じるのはコレ!」 という話をさせていただきたい。 それがストレスになるって事も忘れがちだから 備忘録も兼ねて。いや、書いても忘れるわ。 各所…と言えるほど コミュニティを持っているわけではないけれど 各所でお伝えしたのだが10数年ぶりに 舞台に立たせていただく事が決まった。 ありがとうございます。 あ、そんな、お気遣いなく、大丈夫ですよ。 で、舞台

          あなたのストレスはどこから?

          こんな始まり。

          「お膳立て」の前日譚。 「あ、母さん?おれ…あぁ、うん、元気元気。 あのさぁ、今日俺ん家に来たりしてないよね?」 20時少し前。 男一人暮らしのワンルーム、 ほとんど帰ってきて寝るだけの部屋だ。 わりと片付いてる、と思う。 部屋の真ん中にある小さなテーブルに ご飯とおかずが用意されており そのすぐ横に立って電話をかけている。 「あ?いやいや、なんか、そんな感じがしただけ。 そうだよな、おかしいよなー、ははっ。 大丈夫大丈夫、なんか、そんな感じがしただけ。 疲れてんのか

          こんな始まり。

          よくないわ。

          私は私 と思いながら気がつくと誰かに 頼ったりイラついている時がある。 よく感じるのはやはり職場。 仕事やプライベートをナチュラルにがんばっている人。 何だか境遇の近しい人。 私にはキラキラして見えて 職場で会えたり、一言でも会話する機会があると 私もがんばれるパワーをもらえる方が稀にいる。 そういう方に限って 私より先に辞めていくんだけど。 理由も職場も様々だから ブラックなわけではないヨ。 で、ふと気づいたんだけど 私には逆もある。 「私ががんばってるんだからお前も

          よくないわ。

          働かねば…。

          「後悔のないように生きたい」 と、事あるごとに思うようになった。 ワガママと頑固に拍車がかかっている気がする。 なるほど、歳を取るとはこういう事か。 「私の座右の銘です」と言うには長いので 先人の残した言葉に良いものはないかと 現代の宝・インターネットで検索したが これこれ!といったものには出会えなかった。 一死報告(いっしほうこく) 不撓不屈(ふとうふくつ) 後悔噬臍(こうかいぜいせい) なんと言うか、どれも、強い。 先人の強い恨みのようなものまで感じる… しっかりや

          働かねば…。

          お膳立て。

          一人暮らしの部屋、仕事から帰り いつものように鍵を開けてドアを引くと 部屋に灯りが点いている。 甘酸っぱく美味しそうな匂いに一瞬で包まれて 胃を素手で逆撫でされるようで鳥肌が立つ。 1Kの狭い部屋だ。 あっても無くても良いようなタタキと 数歩分の廊下に小さなキッチン。 そこで綺麗な女性が料理している。 俺と同い年か少し上に見えるが まぁ、それを知る必要は俺にはない。 ドアを開けてすぐに「ただいま」と言いながら エレベーターで一緒になった隣の部屋の男性に 軽く手を挙げてみせ

          お膳立て。

          ゆるせぬ。

          「今朝起きたらコタツ点いたままだったんだけど」 起きてきた彼の目を見ずに 不満な気持ちをたっぷり乗せて伝える。 「あ?あー、ごめん」 寝ぼけた声で特に反省した様子もなく 彼は洗面所に入っていく。 一晩コタツが点いてたって 大した電気代じゃない……… いや、お金の問題じゃないのよ! 省エネ意識が低すぎる!! コタツと思って油断してると 火災の原因になる事だってあるんだから!!! 脳内でプリプリしてしまう。 私は何でも気にしいで ガスの元栓閉めた? 電気消した? 玄関の

          ゆるせぬ。