電話が苦手な理由ももしや…？

先日、声劇に誘っていただいた。

お誘いのメールを読んだ後
速攻断りの内容を入力していて
途中で手が止まった。
何で断ろうとしてるんだろう？
断る理由って何だろう？

その方とはDMのやりとりしかした事がなく
実際にお話しした事がない方だった。
他にも参加メンバーがいらっしゃるだろうけど
おそらくお互いを知っている人はいないだろう。
でも、この小さな機会も逃したら
自分から芝居を遠ざける事にならない？

翌日は土曜日で仕事もたまたま休みだったので
思い切って参加させていただく事にした。

ムスコヌスに
「明日、声だけのお芝居に参加するから」と言うと
「えー、またー？」と不満気。
なんか、夜の心配をしている。

いやいや、声だけだから、
電話みたいなもんだから、家にいるから。
夏に舞台に立った事がまだ尾を引いていた。
やはりまだ舞台に立つ事は難しそうだなと知る。

当日、私が不安に思っていた事は的中した。
初めましての方ばかり。
皆さんは顔馴染みの様子。
そして音声アプリに慣れているよね。
さては君たち…若者だね…？

結果安定のコミュ障。
満足に挨拶もできない私を
温かく迎えてくださった皆さんありがとう。
そして皆さんやっぱうまい…声も良い。
なぜだ、なぜ呼ばれた？

狂気じみた役で褒めてもらったのが嬉しかった。
いや、役は何でも良いんだけど、なんか一安心。

以前から感じていたけど、声だけだと猫を被る。
ぶりっ子してしまうというか
声のトーンも上がるし
「いや、全然自分、普段こんな話し方
してないんス！こんなんじゃないんス！！」
って心の中が荒れる。

どうやら私は相手の顔が見えないと
上手にお喋りできないらしい。
やっとそれを知る事ができた。

それから
音声配信アプリを使った事がある方は
ご存知かと思うが
誰かとお話しする時、
その人がリアルに隣に居ないがために
相手の声がスピーカーから流れて
それを自分のスマホマイクが拾い
声が二重になったりする。
それを防ぐために離れた誰かと話す時は
イヤホンマイクを使う。

どうやらそのイヤホンで耳を塞ぐのが
苦手なんだなぁ…
箱の中に押し込められて喋ってるみたい。

みんなと同じ空間にいるわけではないのに、
スマホの前で喋ってる事は変わらないのに、
周りの空気感というか雰囲気が読めなくなる。

どうにも声劇が向いてない…
やっぱり舞台がやりたい。
あと、声劇をやるなら実際に会ってやりたい。
そうなるともちろん、お互いの信頼関係が
大切になってくるんだけど…

誘っていただいけて、楽しくて
本当にありがたかった。
そして今回の声劇とは全然関係のない事に
山ほど気付かせていただけた。
本当に本当に感謝です。

あぁ、こんな事言ってたら
また機会が減ってしまうよなぁという気持ちと
いや、向いてないんだから仕方ないよの気持ちと…

改善策を探していきたいと思います。
良いお知恵があればぜひご連絡ください。

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Radiotalk【ちっさい声でごめんよ。】
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