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株式会社淵本鋼機 代表取締役社長 43歳

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株式会社淵本鋼機 代表取締役社長 43歳

最近の記事

SCENE~新たな景色~

no rain no snow no rainbowサイドストーリー⑥  SOCIETY&SCENE 1998年日本代表W杯初出場をかけたジョホールバルでの一戦 国民の期待は過剰なまでに高まっている 苦戦した最終予選 時に脅迫電話も鳴り響き、家は警備の厳戒態勢 子供もパトカーで学校に送り迎え 2010年南アフリカワールドカップ 直前のチーム状態が一向に高まらず、マスコミからの総バッシング そんな「デカい壁」を乗り越えた 「もうこれでええやん」 齢60も

    • SOUND→決意と覚悟

      今日もパチンコでまけた 一体いくらの金を無駄にしているんだ俺は こんな生活から足を洗おうとしても 自分を変えることができない・・・・・ 自暴自棄になりながら ふとテレビをつけるとフジコヘミングの 「ラ・カンパネラ」が流れる 流れたこの曲に 心の何かが衝撃を受けた 「何としてでもこの曲を弾きたい」 年齢は52歳 およそピアノには向かない太い指 漁師がピアニスト? 世間は笑うだろう しかしそんなことは関係ない とにかくこの曲を弾けるようになる! 練習は1

      • 3代目の闘い⑩〜米粒一粒に神は宿る〜

        「米粒一粒に神様がいる」 「だから一粒一粒残さず食べろ」 幼少の頃よりそう教育され、 齢四十三となった今でも ある種の信仰に近い形で私の潜在意識に 刻まれている 農家ではないが、 米どころ新潟でこの世に生を受け、 また学校教育でも農家の方と触れ合う機会も少なくなかった私にとり、「米」には神性を感じている また生来不器用で鈍臭い私は、 風雪に耐えながらも稲作に励み、私の生命を維持させてくれている農家の皆様に敬意の念が絶えない 高校時代の課外研修で「田植え」と「稲刈り」

        • 長岡花火終演後 五輪色に染まる長生橋 #夏の1コマ

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          青年の志 サンフランシスコにオタッキーな パソコン青年がいた。 青年の父はアパレル業を経営しており 昼夜を問わず働いた。 非生産的とも言えるレベルで顧客に尽くし、部屋はいつもきめ細かな顧客情報が記載された書類が溢れていた。 青年はその非効率性を冷ややかな目で見つつも 顧客に愚直なまでに真摯に向き合うその姿勢に密かに尊敬の念を抱いていた。 この顧客との繋がりを温度感はそのままにより効率的にすることはできないか。 後に世界最大の顧客管理システムSalesforceを創

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          FORZA!!!!NIIGATA!!!!オレンジスポンサーのTHEVOICE④

          STORY× SPIRIT アルビレックス新潟レディース 5月6日 INAC神戸戦 3,721名の観客のなか、奮闘するも 強豪に力及ばず・・・・ 新潟市陸上競技場からの帰路 万代橋の袂で あるサポーターの方が スマホ片手にうなだれる姿をみた。 個性的な方で試合終了後の帰路 応援フラッグをふりながら絶叫されている。 筋骨隆々でいつものガッツ溢れた御様子からは 想像もできないオーラを纏い、 力になりきれなかった不甲斐なさを嘆いておられるように見受けられた。 雪との

          FORZA!!!!NIIGATA!!!!オレンジスポンサーのTHEVOICE④

          3代目の闘い⑨~On Your Mark~

          致知4月号 P86・87 「創業の原点」 本来業務の継続・集中・徹底 当組合は投資信託や生命保険などの金融商品は取り扱わず、預金と融資の本来業務に特化したビジネスモデルを継続、集中、徹底してきました。 「地元のお金は地元で活かす」が創業以来のモットーであり、それこそが地域金融機関が果たすべき使命と思うからです。 (中略) 当組合はこれまで中小零細企業の方々に寄り添い、地域と共に歩み続けてきました。 この経営理念は時代が変わっても変わることはありません。それを継続するため

          3代目の闘い⑨~On Your Mark~

          3代目の闘い⑧~足下を掘れば泉湧く~

          本日4月30日(火)未明 サッカーU23日本代表は実に8大会連続となる 五輪出場を決めた 一発勝負のトーナメント方式であるアジア予選は、その性質上W杯予選以上の難度がある 「分水嶺」 となったのはやはり ベスト8でのカタール戦 近年豊富なオイルマネーを背景にスペインから有能な指導者を招き、「強化」に余念がないカタールは、2大会連続となるアジアカップ制覇を成し遂げ、「アジア諸国随一の成長株」と言っても決して過言ではない 予想通り、日本も手を焼き、延長線に突入 し

          3代目の闘い⑧~足下を掘れば泉湧く~

          no rain no snow no rainbow

          1 私は突如 最上階にある狭い部屋の中に入れられた                                                                                                       目の前には机と直方体の電子機器が置いてある                                                                                  

          no rain no snow no rainbow

          3代目の闘い⑦~台湾出張~

          実に10年ぶりの台湾出張となった。 当社のパートナー企業である7leaders社の台湾本社を輸入代理店のツールドインターナショナル大藪社長の計らいで訪問する機会をいただいた。 7leadersとの取引が始まってから10年くらいであろうか。 機械工具の専門商社として数多の切削工具メーカーとお取引をいただき、且つレッドオーシャン的要素の強いエンドミル市場で確固たる業績を築かせてもらったことは、ある意味奇跡に近い。 7leaders創業者である李社長(62)は「人たらし」と

          3代目の闘い⑦~台湾出張~

          3代目の闘い⑥〜徳を積む〜

          幾多の苦労に見舞われるということは、もっと徳を積み、幸せになりなさいという神様からのエールなのです。困難に揉まれ、人間が鍛えられた先に、回り回って徳や運が味方につき、自ずと運命は拓けていくのだと実感します。 ダイソー創業者 矢野 博丈 ダイソー創業者 矢野博丈氏が逝去された。 勝手ながら「豪放磊落な商売人」のイメージがあるが、以外にも理工系で緻密な感性・感覚をお持ちの方だ。 それどころかカリスマ経営者には およそにつかわしくない「ネガティブ」な発言を繰り返す。 私が

          3代目の闘い⑥〜徳を積む〜

          No Rain No Snow No Rainbow~創立75周年にかける想い〜

          snow(雪) 雪国で生まれ育った私は、 幼少の頃、初雪を目にする度び高揚感を憶えた だが残念ながら今はちがう 志半ばで故郷に戻った私にとり、 雪は「試練の象徴」のような存在になってしまった 高校卒業後、 私は10年間雪とはほぼ無縁の地で生活した 15年前 父の急逝後に帰郷した私に待っていたのは 「雪との闘い」 28才で突如背負った重責と、 当時の如何ともしがたい景況状態とも結びつき、悲しいかなポジティブなイメージはほぼ消失した この時期東京方面への出張も多い

          No Rain No Snow No Rainbow~創立75周年にかける想い〜

          3代目の闘い⑤〜巨人に挑む〜

          2023年 とにかく「駆け抜けた」1年であった その「疾走感」たるや43年間類をみない 少々無理をしたのか 夏「帯状疱疹」なる病を患った 12月30日   年明けからまた激務は始まる 一時の閑=年末 束の間の非日常を楽しんでいた その時スマホに目を向けると 信じられない目を疑うようなメッセージが 視界に入る まったく・・・・ 年の瀬ぐらい心穏やかにいさせてくれ 頼むわ ホンマ 心無い言葉や行動に、 怒り狂いそうになる時は正直ある だがそれでもや

          3代目の闘い⑤〜巨人に挑む〜

          3代目の闘い④~FEED THE WORLD~

          11月で半期を終えた とにかく苦戦している サッカーで言えば 前半0-5で折り返している感覚 八方塞がりのこの状況 世間はクリスマスだというのに 一向に気分が乗らない 心ない言葉も浴びせられる 「壁」は常に目の前に立ちはだかる 一体いつになれば・・・・ それにしてもアルビLの快進撃はすごい 「雪」という逆境に負けていない 「勇気」をもらう 俺も「指揮官」だ 後半に逆転するための策を 少ない脳みそをフル回転させて 考えなくてはならない 真の LIVEは

          3代目の闘い④~FEED THE WORLD~

          プロダクティブエキスポ2023REVIEW

          実に4年ぶりの開催となったリアル展示会。 展示会というのは、私たちにとり、アーティストにおける「LIVE」、スポーツ選手における「試合」のようなもので、自身が日々日常で培ってきたことを表現する舞台。 未曾有のウィルスに襲われたこの4年間、 周回遅れと言われていた日本のデジタル化は一気に加速し、リアルであることのアドバンテージや優位性は高くはなくなってきている。 平日開催であれば尚更のこと。 だからこそ「ここでしか感じられない何か」を 表現しなくてはならない。 世界は

          プロダクティブエキスポ2023REVIEW

          We Will Never Give Up~プロダクティブエキスポ2023スペシャルイベント

          4年ぶりとなる本格リアル展示会プロダクティブエキスポ2023がいよいよ目前に迫ってきた。 未曾有のウィルスに覆われたこの3年間 一気にデジタル化が加速し、 その利便性と生産性から人々の思考も変わった。 「投下した労力やコストに見合う費用対効果は本当にあるのか?」 殊にこうした展示会への出展を考え直す企業も多い。 この3年間、私も一時そうした思考にはまり、 展示会は2019年のプロダクティブフェアにて終止符を打とうと考えたこともあった。 このような中、 再度リアル展

          We Will Never Give Up~プロダクティブエキスポ2023スペシャルイベント