エネルギーがない人のための「わらしべ長者的習慣構築」戦略
昔の記事だけどとてもいい記事だった。
ざっくり要約すると
「エネルギーがない人はまずめちゃくちゃカンタンな習慣の種をつくる。そしてそれを少しずつ育てていこう」
という話だ。
しかし「小さい習慣を育てて大きな習慣にしていく」ことに何度もトライしては失敗してきた身としては、習慣を成長させていくのはいうほどカンタンなことじゃないぞ……と思いながら読んでいた。
それでも反省し、試行錯誤を10年以上繰り返してきて、ようやくここ最近「小さい習慣を育てる」のがうまくいくようになってきた。
運動もほぼ毎日できているし、noteは毎日書くようになて4か月が経った。
なぜ最近、習慣づくりがうまくいきはじめたのか?
多分それは、自分にとっての「カンタン」のラインが分かってきたからだと思う。
そもそも、「カンタン」を見極めるのは難しい
なにか新しいことを始めるとき、いつだって「自分ならできる」と思って始める。
ジムに通えると思ったから申し込だわけで、
その資格を取れると思ったから勉強をはじめたわけで、
飲みきれると思ったからそのサプリを買ったわけで、
実践できると思ったからその片付け本を買ったわけで、
起きれると思ったから、1時間早くめざましをかけたわけで。
そのときの自分は、できると思ったのだ。思ったのだ……。
それなのに、できない。
基本的に、人間は自分に甘い。
「これくらい余裕で習慣にできるだろう」と思えることのほとんどは、できない。
じぶんの感覚では、「余裕でできるだろう」というところから更に10段階くらいレベルを下げてようやく、成功率50%という感じだ。
これくらいカンタンにすれば「絶対できる。出来なきゃおかしい」と感じられる。
いやほんと冗談抜きで、これくらいから始める必要があるのだ。
習慣づくりの初期段階において最も重要なのは、実際にプログラミングの勉強を始めることでも、実際に1gでも痩せることでもない。最も重要なのは、
やろうと思って→やる
これを繰り返すことだ。つまり、
毎日自分との約束を守ることだ。
習慣が根付かない人は、自分で自分のことを信頼できていない。「またどうせ失敗する」と、心のどこかで思っている。自分は自分の約束を破るだろう、と感じている。
だからまずは、自分との信頼関係を回復しなければならないのだ。
そのために、バカバカしいと感じるくらいにカンタンなことから始める必要がある。
「カンタンなこと」を続けるのも難しい
まずは自分の信頼を取り戻す。そのために、バカバカしいくらいカンタンなことから始めなければいけない。
が、しかし。
あまりにもカンタンなことを続けるということは、それはそれで難しい。
「カンタンすぎてやり忘れる」ということが起こりがちだ。
だからそのサポートとして、テクノロジーの力を借りることをおすすめしたい。習慣化を手伝ってくれるアプリを使おう。
個人的にいちばんのおすすめは弊社の TaskChute Cloud なのだが、これはタスク管理初心者にはハードルが高いので、「めちゃくちゃカンタンな習慣から身につけていきたい」という目的に特化したオススメをいくつか紹介したい。
Coach.me
「習慣わらしべ長者理論」を気に入ってくれた弊社代表jMatsuzakiが、このアプリを絶賛していた。
Habitica
ゲームっぽいインターフェースで、習慣化をロールプレイングゲームのように楽しませてくれるのがHabitica。ドットや育成要素にときめくならこのアプリで人生変わる可能性すらある。
習慣は必ず、1個ずつ。やりすぎてはいけない
どんなツールを使うにせよ、鉄則がある。
欲張らないこと。絶対に欲張ってはいけない。
カンタンな習慣だからと、2個も3個もいっぺんにやろうとすると必ず破綻する。必ずだ。
1個ずつ、丁寧に定着させていく。
そしてカンタンだからといって、すぐに難易度を上げてはいけない。
日々ちょっとずつ、「確実にできる」という感覚を逸脱しないよう、慎重に慎重に強度を上げていく。
ちなみにじぶんはこれくらい刻んで習慣のレベルを管理している。
習慣化のコツは、「やりすぎない」こと。そこに極意がある。
CM
習慣のレベル管理に使っているのは、弊社で開発したTaskChute Cloudです。