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「桃の花」をいけてみませんか?

もうすぐ、「桃の節句:ひな祭り」ですね。
 
とっても可愛いピンクの桃の花
 
早速、桃の花を使って「桃の節句」のお花をいけてみました。


♦桃の節句のいけばな

「桃の節句」のいけばな

「 桃の節句」いけばな by chisosho

花 材

桃・こでまり・チューリップ・菜の花

 

♦情景を想像しながら桃の節句をいける

実は桃の花をいけるときは、私はあまり生徒の皆さんに細かく指導をしたことがありません。
 
その代わり、生徒さんには春の情景だけを伝えています。

例えばこんな風に・・・・

  ピンクの可愛らしい桃の木があります
 
その木の下には、一面の鮮やかな黄色の菜の花畑が広がっています
 
そこには、優しい春の風が吹いています
 
子供たちは菜の花畑を元気に走り回り、楽しく遊んでいます

こんな春の情景を想像をしながら楽しくいけてみてくださいね・・・と。

そうすると、生徒の皆さんは、手を止めることなく、楽しく春の情景を想像しながら思い思いの「桃の節句」のいけばなを仕上げて下さいます。
 
生徒の皆さんの「桃の節句」の作品をみていると、可愛くて、鮮やかで、こちらがいつも元気をもらえます。

♦可愛い桃の花を自分のために・・・

 この時期、桃の花は女の子のいるご家庭では飾る機会が多いと思います。

私のいけばな教室でも、女の子がいる、いないにかかわらず、この時期は皆様一斉に「桃の節句」のいけばなをいけていました。

私は、桃の花を自分自身のためにいけて欲しいと思っています。

この時期に可愛く咲き誇る桃の花は、「桃の節句」のためだけではなく、本来春の季節を楽しむものです。
 
是非、皆様も穏やかな「春の情景」を思い浮かべながら、可愛い桃の花をいけてみましょう。

きっと、可愛い桃の花が小さな幸せを運んでくれますよ・・・

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