あなたはあなたのままで素晴らしい

自分らしさとは一体なんでしょう？
これが自分らしさだとわかるまでどのくらい時間がかかるのでしょう？
１週間、半年、1年、5年、10年、それ以上！これは人によって考え方が異なると思いますが、私は10年くらいかかりそうな気がします。

さて、今回は先日参加したColor～自分らしさを見つける方法～というイベントでの学びをここに残しておこうと思います。このイベントは学生団体GUTSが主催し、参加者もすべて大学生もしくは大学院生です。
それでは、どうぞ。

自分らしく生きられていない人の特徴

　自分らしさってなんだろう？とこの疑問についての答えは多種多様だと思います。では、逆に自分らしく生きられていない人の特徴とはなんでしょう？こんな特徴があるのではないでしょうか。
１．周りの目、人の評価が気になり比較ばかりしてしまう
２．誰かが何とかしてくれる、不平不満、言い訳、あきらめ
３．できるか不安、失敗が怖い、自信がない
ここにあげた３つのことは多くの人が経験あるのではないでしょうか。ここから一歩前進するために、まずはこれらの弱みを受け入れることが大切です。

行為と思考次第で変わる未来

　では、ここから一歩前進するためにはどうしたらよいのでしょうか。ここでは選択理論心理学をもとに考えてみましょう。
　そもそも選択理論心理学とはなんでしょう。選択理論心理学は「人が、なぜ、どのように行動するのかに紐づいている心理学」が選択理論心理学で、アメリカの精神科医ウィリアム・グラッサー博士が提唱した理論です。その中でも選択理論は「自分の行動は自分のに責任がある」という内的コントロールによるものです。その反対に刺激反応理論があります。これは、コロナだから。○年生だから。地方出身だから。など「自分の行動は外側に責任がある」という外的コントロール的な考え方です。　
　選択理論心理学を車に例えます。車には前輪と後輪があります。一般的な車は、前輪はハンドルを使って直接コントロールでき向きを変えることができますが、後輪は直接コントロールすることができません。選択理論にあてはめると、直接コントロールしやすく変えやすいの前輪の部分に行為と思考、逆に変えづらいのが後輪の部分が感情と生理反応です。今すぐ犬を想像してみて、手をあげてと言われれば、思考として犬を想像し、手を挙げるという行為は簡単にできます。しかし、今すぐ怒ってと言われても、怒れないはずです。そう、感情をコントロールすることはなかなかできないのです。
　
　自分の思考と行為によって未来は変わります。感情は変えられないけど、思考と行為からプラスの感情を引き起こすことはできます。今は過去の選択によって決まっています。未来は今の選択によって決まります。今と過去には因果関係はあっても、未来と過去に因果関係はないと言えるでしょう。車も前輪をどう動かすか（今）によって行き先（未来）が変わりますよね。　　　　　　　
　さらに例をあげると、過去に貧しかった人がずっと貧しいかというとそうではないはずです。過去貧しくても大富豪になった人はいます。学歴がないからといって成功しないかというとそうではずです。もちろん学歴はあるに越したことはないでしょうが、学歴がなくとも成功してる人は世の中たくさんいます。あの松下電器（現パナソニック）の創業者松下幸之助の最終学歴はなんと小学校中退です。
　つまり、人生は自分次第で変わるということではないでしょうか。今あなたがどう考えどのような選択をするのか、未来のあなたをつくるのは今のあなたです。人は良くも悪くも考えた通りの人になるのです。

願望の明確化

　車の中心にあるのがエンジン、選択理論でいくと願望（～したい）がエンジンにあたるでしょう。願望がすべての出発点であり、願望こそ焦点をあてるところです。自分にどんな願望があってどんな未来を描くのか、そのための行為と思考はあなたがコントロールできるのです。だからこそ、まずは願望を明確化することが大切です。
　明確化のやり方として、アチーブメントピラミッドがあります。ピラミッドの土台に人生理念を置きます（価値観、哲学、信条、理念）そして、その上に人生ビジョン（人生のライフデザイン）目標の設定、計画化、日々の実践と続きます。人生理念に基づき、目的を持ち、日々の実践と一貫性を持って生きる中に人生の成功があるのです。人生の理念や目的をもった際に、目標を達成したいという強い想いが芽生えます。そして、その目標達成に向けた具体的な行動や計画、習慣化できるようになり、成功へ一歩につながります。

自分らしく生きるための思考と行為とは

自分らしく生きられていない人の特徴
１．周りの目、人の評価が気になり比較ばかりしてしまう
２．誰かが何とかしてくれる、不平不満、言い訳、あきらめ
３．できるか不安、失敗が怖い、自信がない

　さて、一番最初に自分らしく生きられていない人の特徴をあげましたが、ここまでの学びを踏まえて、どのように思考を変えていけばよいか考えてみましょう。
　まず、1つ目の「周りの目、人の評価が気になり比較ばかりしてしまう」です。そもそも他人と過去は変えられません。だから、自分の願望と未来に焦点をあてましょう。そして、他人と比較してもその比較する相手と同じレベルにしかなりません。もし、比較するなら、自分よりすごい人と比較するほうが成長につながるでしょう。
　次に、2つ目の「誰かが何とかしてくれる、不平不満、言い訳、あきらめ」についてですが、自分の思考と行為次第で変わります。すべては自分が源です。問題は問題ではないのです。あなたが問題と捉えることに問題があるのです。ここで、問題が問題でなくなる思考につながる3つの言葉を紹介します。「ラッキー！」「チャンス！」「なんの問題もない！」この3つです。
　3つ目の「できるか不安、失敗が怖い、自信がない」ですが、これらは一見持っていたらダメなように見えますが、これらは人間の防衛本能であり誰しも持っているものなので心配不要です。これらの感情は変えられませんが、思考と行為からプラスの感情を生み出すことはできます。

あなたはあなたのままで素晴らしい

　最後に印象に残ったメッセージをまとめて締めくくります。
　自己愛を大切にしてください。あなたのプラスの面もマイナスの面もあなたです。マイナスの感情を持っててもいいのです。それもあなただから。あなたしか感じられないのだから。あなたをあなた自身が大切にしましょう。

あなたはあなたのままで素晴らしい。
あなたには価値がある。
あなたはできる。

終わりに

　いかかがだったでしょうか。この上にまとめたものはすべてセミナーで学んだ内容です。私はこのセミナーを受けて、自分の弱みや他者の考えなどまずは受け入れてみる、そのうえでそこからどれを選択するのかは自分である、受け入れることと自ら選択することが大事だと思いました。また、自分を信じられるのは自分です。評価するのは他人でも信じるのは自分。この視点を大切にしようと思います。

今日も読んでくれてありがとう！！！