幸福日和 #027「時間の単位を置き換える」
僕も皆さんも、
いつも時間とともに日常を過ごしていますよね。
生きている限り、
切ってもきれない関係。
そんな「時間の見方を変える」という、
試みをご紹介したいと思います。
そうですね、例えば、
みなさんは今日まで、
どれだけ生きてきたでしょう。
考えてみてください。
そしてそれを「年齢」ではなく、
「日にち」に置き換えてみてください。
20歳の人は
365日×20=7300日
20歳といえば若く感じますが、
一日に置き換えてみると、とても長く感じますよね。
次は、どれくらいの時間、
仕事をしてきたか、考えてみましょう。
今度は一時間単位で考えてみましょうか。
例えば、10年働いていたとすれば、
法定労働時間の上限から考えると、、、時間に換算して、
10年勤務×8時間(残業含めず)
=20000時間前後?
かなりの時間を
仕事に捧げていますね。
どうですか?
数字を変えただけなのに、
感じ方がまったく変わってくるでしょう?
✳︎ ✳︎ ✳︎
他にも色々な置き換えをしてみましょう。
身近なパートナーは
どれくらい側にいてくれたでしょうか?
あなたは、どれくらいの
勉強をしてきました?
身近なあらゆることの時間を、
いつもの単位から置き換えてみるんです。
ポイントは、
細かい単位になりすぎないよう、
「程よく実感」できるくらいの
単位に分解していくこと。
一年なら一日に、
一日なら一時間に置き換えてみる。
そして、今度は、
その数字を口ずさみながら数えてみるんです。
1日、2日、3日、、、、、、
1時間、2時間、3時間、、、、、
僕たちの日常は、
あっという間に過ぎているように感じますよね。
でも、こうやって別の単位に置き換えると、
その時間の重みを感じることができます。
そしてその時間を重ねてきたのだという、
「小さな自信」にもつながります。
✳︎ ✳︎ ✳︎
もう一年経ってしまった!!
と嘆くのではなく、
365日もの経験を重ねられたと思えば、
それは素晴らしいこと。
あと一日しかないということも、
あと24時間もあると考えれば、
夢は広がります。
僕たちは、日常の生活の中で、
あまりにも決まりきった数字だけに
縛られてしまっています。
カレンダーや時計ばかりを見ていませんか?
時には違う尺度で
物事を眺めてみる。
気持ちがふっと軽くなりますよ。
ぜひ、試してみてください。