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「今度はプラットフォームをつくりたい」事業設計から立ち上げ、M&A、自ら起業とあらゆる事業局面を経験した杉田が次に挑むこと

※NINJA SIGNは2022年3月8日をもって「freeeサイン」へと名称変更いたしました。
※2022年8月20日付で、社名をfreeeサイン株式会社に変更いたしました。

 事業をゼロから設計・立ち上げ、そして拡げていく…会社の成長に欠かせない事業推進に長けた人物がサイトビジットにはいます。サイトビジット執行役員 兼 NINJA SIGN事業部 経営戦略室 室長 の杉田、彼がどんな人物でどのような道を歩んできたのか、そしてサイトビジットで何を成し遂げようとしているのかご紹介します!

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電子契約がインフラ化するのは必至、課題はそれをどれだけ速められるか

 NINJA SIGN事業部 経営戦略室 室長の杉田は、事業がより成長拡大するための戦略を設計し、事業部全体を横断的に管理する役割を担っています。電子契約「NINJA SIGN」についてどのように考えているか聞いてみると…

「諸外国に比べ遅れている日本のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進が叫ばれて久しく、また新型コロナの影響で電子化の必要性を直に感じたビジネスマンが多いと思います。その中でNINJA SIGNをはじめとする電子契約サービスが社会のインフラとなるのは必至です。
 ただ、私のこれまでの経験からも、インフラと呼ばれるほど社会浸透するまでの時間を正確に予測することは難しいです。けれども、浸透するまでの時間を1年でも2年で縮めることはできるはず。どうすれば浸透速度を速められるか、そこに挑んでいます。」

 実は杉田は経営戦略室のほかにも、マーケティング部のマネージャーも兼務し幅広い業務を担当。なぜそこまで幅広く担当できるのか?それには彼のこれまでの多彩なキャリア経験が由来しています。

事業設計から始まったキャリア、経営に触れながら培った多彩なスキル

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 実家は酒屋、親族も事業主ばかりという環境で育ち、自分も事業設計や事業立ち上げを生業としていくことを自然と考えるようになりました。

「慶應義塾大学商学部を卒業後、もともとITに興味を抱いていたこともあり、ITコンサル企業のフューチャーアーキテクトに新卒入社。インフラネットワークの全体設計から構築、体制組織作りまで一貫して従事。顧客折衝や提案業務にも携わりながらエンジニアとして開発技術も習得しました。その後、より深く経営改革に携わりたいという思いから、TV通販業界最大手のジュピターショップチャンネル株式会社へ転職。社長直下の部門へ配属され、同社で初めてのシニアアナリストとして市場調査やデータ分析に従事した後、経営企画部の創設メンバーとなり、中期経営計画の策定、全社マーケティング戦略の立案から施策遂行まで携わりました。その中で米国基準の会計業務を行ったり、また事業成長によるM&Aの一連の流れも経験しました。」

自ら起業、日本に住所を持たない生活へ

 2社の経験から、IT、インターネットの事業可能性に魅了されついには独立を決意。CFOや事業推進アドバイザーといったビジネスコンサルティング業と輸出販売業を営み、NYでは民泊事業も立ち上げました。海外での活動が多いことから思い切って日本の住所は持たずに、各国を住み渡る生活をしていたそう!各国に従業員が点在していたことで、リモートで働くこと、そしてリモートマネジメントも長年経験しています。
そんな多様な経験を積み重ねてきた杉田は、なぜサイトビジットに入社したのでしょうか?

サイトビジット入社、次に挑むは「プラットフォームをつくる」

 とあるご縁からサイトビジットを知った杉田は、電子契約市場に非常に可能性を感じ興味を持ったそう。もともと好きなIT・テクノロジー分野、そして自身のこれまでの知見をおおいに活かすことができるのもこの分野であることから入社を決意。
何よりも、やりたいことを明確に感じたと言います。

「これまではプラットフォームがすでに存在する市場で、その上でプレーヤーとして戦うばかりでした。もちろんそれはそれで大きなやりがいを感じるのですが、今度はプラットフォームそのものを自分で作りたい。その想いからサイトビジットの『リーガル×テクノロジーで社会のインフラになる』というビジョンに共感し飛び込みました。」

苦手なことは無理しない、パフォーマンス向上に最適なのは「得意を伸ばす」こと

 強い志とともに、「NINJA SIGNを社会のインフラにするには私ひとりの力では絶対に無理で、従業員ひとりひとりの最大限の力が必要」と話してくれました。
 そんな杉田がマネジメントをする上でもっとも大切にしているのが「従業員が『やりたい・得意なこと』を全力でできるような環境作り」です。

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「苦手なことを無理してやるよりも、得意なことをやった方がパフォーマンスはもちろん上がりますよね。自分が不得意とすることはきっと誰かの“得意”なんです。だから不得意なことは周りに任せ、得意で全力アクセルを踏んで欲しい。自分たちのサービスを拡げていくことへの気持ちを途切れさせたくないですね。」

 自分の得意不得意がまだつかめていないメンバーには、杉田が日常業務の中で個々人のパフォーマンスを見極め、向いている業務を割り振るなど工夫しています。個々の得意不得意を見極めるにはその人を深く知ることが必要ですよね。部下ひとりひとりに寄り添う姿勢が感じられます。 

編集後記

 事業設計・開発からスタートし、国をまたいだ会計業務経験、M&A、自身での起業、世界各国を拠点とした事業活動という多彩な経験を持つ杉田。聞けば聞くほど多様な経験談が出てくるので編集部の私たちもびっくり!
 休日は愛犬と散歩を楽しんでいるなど、パーソナルな質問もしてみました。スポーツ好きで、平日始業前にはテニスを楽しんでから出社することもあるんだとか。そのほか、スキーやHADO(ARスポーツ)にも挑戦するなどアクティブな方かと思いきや、ネットフリックスでの動画鑑賞も趣味というインドアな一面も。ぜひ杉田とお話しされる機会があればテニスのお話し、またおすすめの動画紹介などもしてみてください♪