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働く人の『心身の不調』にはもっと根本的なアプローチが必要と考える理由

はじめに

多くの民間企業で導入・設置されている、従業員のメンタルヘルスチェックテストや相談窓口の設置について思うところがあります。

きっかけは、企業に勤める従業員の心身の不調に関する記事を見たことです。勤務中に心身の不調を感じる社員の大半が、そのまま働き続けていること、またそれにより企業にも『見えない損失』(その社員が心身共に健康なら売り上げたであろう金額とのギャップ)が発生している、とのことでした。

働いてはいるものの、心身不調を始めとした体調不良で仕事のパフォーマンスが落ちている状態のことをプレゼンティーズムと表現されています。

また、記事によれば、従業員の心身不調の原因の第一位は人間関係ということです。

私も人間関係がきっかけで体調を崩して休職したことがあるので、昨今はハラスメントへの風当たりは強くなっているとは言え、業界・業種限らず悩んでいる人はまだまだいるのだろうと感じます。

今回の記事では、人間関係による心身不調をターゲットにして思うところをお話します。


『ストレスチェック・窓口設置』なんて企業の自己満足

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