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FR0SCのこっち側 【FR0SC】

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“Inside FR0SC”。 FR0SCの中の人達が、活動の裏側や、考えていること、クリエイティブな活動を語ります。 (それぞれの記事は個人の見解であり団体を代表するものでは…
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2020年12月の記事一覧

2020年を振り返って「これからの旅」を考える

2020年も終わりを迎える。今年はかなりの時間を家で過ごしていたこともあり、季節感を感じられずにいつの間にかクリスマスになってしまった。 そしてクリスマスは家でぬくぬく過ごすことが確定したため、2020年を少し振り返ってみたい。クリぼっちなのは某ウイルス関係なく毎年恒例では?というツッコミは聞かないことにする。 ……と思ったのだが少し気になってしまったため、例年はクリスマスをどう過ごしていたのか先に見てみる。Googleマップのタイムラインによると、2019年はちょっとし

海を見にチャリで60km走って江ノ島へ行った話

海岸線のサイクリングは素晴らしい。今回は大学の友人に誘われ、湘南の海岸沿いをチャリで走った際のお話。 旅程スタート地点は友人の住んでいる神奈川県大和市。朝に集合し、そこから境川に沿って下ってお昼前に江ノ島へ。その後海岸に沿って西へ進み、適当なところで折り返して来た道をたどって戻る……といった感じだ。 そんなわけで集合場所は大和市にある小田急江ノ島線の鶴間駅になった。私の住んでいる東村山からだと、小田急沿線に出るには新宿乗り換えが基本になる。 ……が、距離的には大きく迂回

「なんで殺人はだめなの?」藤子・F・不二雄のSF短編を読んで考える

秋と言えば読書の秋。そんなわけで以前から読もうと思っていた本をようやく読んだため超久しぶりに読書感想文を書く。記事を書いている段階ではすでに冬になってしまっているが気にしてはいけない。 ちなみに本を読もうと思ったきっかけは夏を通り越して春まで遡る。友人がふとこんな発言をした。 「もし人間がいくらでも再生できるようになったら、殺人は取るに足らないことになるのかな」 う~ん……たとえ治る怪我でも人に負わせたら罪に問われるし、とるに足らないことにはならないだろうというのが私の

小豆島旅行記 〜阿列布収穫物語〜

オリーブを和名で書くと阿列布らしい。30秒前にググった。まんまだけど知らないと書けない。いや,知ってても書けない気がする。無理矢理にも程がある。 ところでオリーブの栽培は日本では小豆島が盛んであるのは有名だろう。これには様々な理由がある(大変良くまとまったリンクを置いておく)らしく,この小さい島で日本一の生産量を誇っているのはなんとも興味深い。 ところで私はなぜだか,何かのご縁でこの島に複数回訪れている。人生で飛行機を使った回数くらい来ている。謎だ。 この島の雰囲気が好

チャリで富岡製糸場へ行った話

今回はサークルでグンマーへサイクリングに行った際のお話。 以前の記事でも触れたが、私は学生の本分は学業原理主義者のためサークルへのコミットは少なめで、サークルのサイクリングに参加するのは大変珍しいことだ。もはや半分幽霊と化してしまっている。 日程は日帰りだが、もちろん最初から最後までチャリで自走するわけではない。朝早くに大学の最寄り駅に集合し、そこから輪行で高崎付近まで行く感じだ。輪行とはチャリを列車に載せて移動することで、列車の速達性とチャリの小回りを合わせた最強の機動