クリスマスには短歌を思い出す
この短歌を初めて知ったとき、あまりの可愛さに思わずふふ、と笑みがこぼれてしまいました。
ケーキを運んだことがある人ならきっと誰もが想像できる光景の、きっと誰も見ていないその足元に注目する着眼点。かかとがちょっと浮いている姿を「わずかに天使」と表現するユーモア。老若男女問わずすべての人が、ケーキを運ぶ時は皆等しく天使になるということを、三十一文字の心地いいリズムに落とし込んだこの歌が私は本当に大好きで、ケーキを買う日やクリスマスには決まって思い出してしまいます。
きっと今日明日