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集中力が続かない子が、スムーズに宿題を終わらせる子に育つ声かけ

こんにちは!

いつもご覧いただきありがとうございます。

大阪府枚方市、ひらパーの近くにある個性ある子の個別指導塾フォレスト個別指導塾枚方校の西川です。

(発達障害、学習障害、不登校、グレーゾーンの児童生徒さんも大歓迎です!



今日は、宿題に時間がかかるお子さんが、スムーズに宿題を終わらせ

「もう宿題終わったよ!」

に変わるための“声かけ”についてお伝えします。

宿題に時間がかかるお子さんはワーキングメモリが弱いため、どれくらいの「量」がどれくらいの「時間」で終わるのか見通しを立てて進めることが苦手です。

そんなお子さんに

「早く宿題しなさい!」

「集中して終わらせなさい!」

と抽象的な声かけだけで行動を起こすことはとても難しいことなんです。

子どもの脳は、分かりづらい話は耳を塞いでスルーしてしまいます。

ですが、脳の情報整理をスムーズにするコンパクトで分かりやすい声かけをすることでサッと取り組むことができるようになるんですよ。


宿題にサッと取り組めた! という成功体験を繰り返すことで、行動(宿題にサッと取り組めた!)と

褒められて嬉しかった感情や達成できた喜びの感情(やった!できた!)がセットで脳に記憶されていきます。

行動=感情の結びつきが強化されて脳のネットワークが太くなると宿題にサッと取り組むことが習慣化されていくのです。

では、どうサポートすれば良いのでしょうか?

多くの保護者さんは、宿題が終わった時に「宿題終わったね」と褒めることが多いのですが、お子さんが宿題に取り組み始めたタイミングで「宿題、はじめるんだね」と、肯定の声かけをスタートして欲しいのです。


そして、ちょっと飽きてきて手遊びを始めるころだな?というタイミングを見計らって「たったの5分で、もう2問終わったんだね!」と、できたことに注目して肯定しながらどのくらいの「時間」で、どれくらいの「量」に取り組めたのかを保護者さんが言語化してお子さんに伝えます。


また「今日は、昨日より5分早く終わったね」と肯定してあげることで、お子さんも「できた!」の成功体験を親子の会話で積み重ねることができます。

成功体験を積み重ねて自己肯定感がUPしてくると「今日は昨日より早く終わらせよう!」

とサッと取り組むようになって「今日の宿題もう終わったよ!」に変化していくのです。


学習障害グレーゾーンの「つまずき」の正体は、学校の先生も塾の先生も知らないことが多いです。


発達の特性とは知らずに、ただ闇雲に「早く宿題しなさい!」「集中して終わらせなさい!」ガミガミと何度も繰り返して伝えてもそれだけでは解決しません。



普段の会話から、脳を育ててあげて、勉強に必要な力を上手に育ててあげてくださいね。


お悩みごとなど 詳しくは 教室までお問い合わせくださいね。



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