算数(数学)で途中式を書かない理由!?
こんにちは!
いつもご覧いただきありがとうございます。
大阪府枚方市、ひらパーの近くにある個性ある子の個別指導塾フォレスト個別指導塾枚方校の西川です。
(発達障害、学習障害、不登校、グレーゾーンの児童生徒さんも大歓迎です!)
お子さんが算数の問題を解くとき、途中式を省略していきなり答えを
書いてしまう…そんなこと、ありませんか?
「途中式を書きなさいって言ってるのに!」
「どうして一発で答えを出そうとするんだろう?」
そんな悩みを抱える保護者さんは少なくありません。
実は、これは単なる「怠け」や「めんどくさい」から
くるものではなく、ワーキングメモリの弱さが関係していることが多いんです。
ワーキングメモリとは、短期間で情報を保持し、それを操作するための脳の機能です。
例えば、頭の中で数式を思い浮かべながら、次のステップを進めるときに使われます。
このワーキングメモリが弱いと、途中式を書くことが大きな負担になってしまうのです。
なぜなら、次のような理由があるからです。
①情報を保持するのが難しい
途中式を頭の中に保ちながら、それを紙に書き出すという「2つの作業」を同時に行うのが非常に難しくなります。
途中式を書きながら、次に何をするかを考えるためには、ワーキングメモリをフル活用しなければなりませんが、弱さがあるとこれが非常に負担になるんです。
②一発で答えを出そうとする習慣
途中式を省略して一気に答えを出そうとするのは、実は、ワーキングメモリが溢れてしまうのを防ぐために無意識に行っていることかもしれません。
頭の中で考えた計算を紙に書き出すこと自体が負担になるため、できるだけ省略して早く終わらせようと
するんです。
まずは、お子さんが
「途中式を書かずに一発で答えを出したい」という気持ちを理解し、受け止めてあげましょう。
「途中式を書かずに一発で解きたい!って思っているんだね」
と声をかけることで、お子さんも自分の気持ちを理解してもらえたと感じ、安心できます。
次に、途中式を書かなくてもOKな練習から始めるのも効果的です。
一度にすべてを求めるのではなく、少しずつ習慣化していくことが大切です。
「今日は途中式を書く練習をしてみようか?」と声をかけて、一気にすべてを求めるのではなく、ステップごとに練習するのがポイントです。
そして、日常生活で保護者さん自身が「できない姿」を見せることも有効です。
ワーキングメモリに弱さがあるお子さんが途中式を嫌がるのは、単なる「怠け」や「やる気のなさ」ではなく、脳の特性が関係しているんです。
焦らず、お子さんの特性に合ったサポートを取り入れて、少しずつ「途中式を書く」という習慣をつけていくことが大切です。
保護者さんのサポート次第で、お子さんの勉強への向き合い方もぐんぐん変わっていきますよ。
フォレスト個別指導塾枚方校では、そのようなお子様に個々に応じた対応を
しております!
是非、無料相談にお問い合わせくださいね!
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