面倒が魅力。【食パン焼き器】を買うという贅沢。
最近【食パン焼き器】を買った。
一目惚れだった買い物だったが、定年したらカフェをやりたい両親の分も一緒に二つ買った。
大阪八尾市のメタルアートファクトリーの手作り商品で、
トースターで焼くというパンの生活スタイルに新しさを見出してきている。
なぜ、パンをフライパンで焼くということが【贅沢】に感じるのだろう。
厚切りトーストをふわっと焼く方法は【パルミューダの蒸気後入れトースター】をはじめとして結構あるとは思っているが、
料理人らしくパンをフライパンで焼くと言う部分に(調理)という魅力を感じる。
きっと一手間を加えると言う部分に多くの人は付加価値を感じると思うけれど、食パンを調理すると言う工程もまた僕にとって1つの付加価値になってるんだと思う。
多くの生活を豊かにするガジェットが光の速さで生み出されていき、楽をすると言う点において多くの人が追求してきている現在だからこそ、
苦労すると言うところに新しい魅力を出てきてると思う。
こうゆうものを見ていると、人は味の美味い不味いにかかわらず、手を加えたということがおいしさへの楽しみの1つの要素になっている気がする。
家の中で焼肉をするよりも外でバーベキューをした方が何倍も美味しく感じるように、外部環境要因がとても大きく働くのだと思う。
販売元の方には失礼な言い方かもしれないが、オーブントースターが格安で手に入る中で、あえて利便性を手放すということで魅力を高めているのだと思う。
面倒だともう心があるからこそきっと出来上がったものに対しての気持ちの入り方も違ってくるのだと思うし、作り上げた食パンはさぞ美味しさを増して要るのだと思う。
普段は使わずに休日のみ登場してくるであろう食パン焼き器
厚切りなら、薄切りならと自分で火加減を調整したりこだわりを作り上げていくことがこれからの贅沢なんだと思う。
食べ物でこれからの体をつくっていくように、
食べるものを支えるキッチン用品もこだわりを持って選んでいくと、キッチンを中心とした楽しいライフスタイルが生まれると思う。
働きたい飲食店を目指して目標に進んでいます。