一般社団法人FLSG

海外での資産運用をもっと身近に 資産運用に関する情報をわかりやすく発信。【お客様サポー…

一般社団法人FLSG

海外での資産運用をもっと身近に 資産運用に関する情報をわかりやすく発信。【お客様サポートデスクあり】 ◆オフショア資産運用サポート ◆海外銀行口座サポート ◆代理店変更(移管)サポート お問い合わせは ▽下記リンクの弊社HPお問い合わせより https://flsg.or.jp/

マガジン

  • FLSG 菅原のコラムシリーズ

    ~海外での資産運用をもっと身近に~ FLSGは、Financial Literacy Study Groupの略で、金融リテラシーを高め、お客様と共に学びながらお客様のフィナンシャルゴールまで正しくガイドしていくべく作られたグループです。

  • FLSG代表 田崎の海外渡航記

    お客様の海外投資に対するご不安をできる限り解消するため、現地視察にこだわっています。商品を提供している会社の背景や信頼性、金融商品の安全など最新の海外金融情報のリアルを代表自ら渡航しレポートでお届けします。

最近の記事

  • 固定された記事

【Vol.23】「運用中の不安の解消法」

みなさんこんにちは、FLSGの菅原です。 9月のFOMCでは市場の予想(織り込み)通り0.5%の利下げが決まりました。 利下げは4年半ぶりで、米金融政策は大きな転換点を迎えました。 ニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均も、終値として最高値を更新しています。(2024.9/20執筆時) 他方同じインフレでも、日銀はまだ“利上げ”のタイミングを探っている状況です。 利上げは、当然株価にはマイナスの影響を与えます。 市場は8月の急落ショックがトラウマになっていて、欧米の株

    • 【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 11/4号

      いよいよ米大統領選が始まる 今週の円相場は荒い動きになりそうだ。米国の大統領選は共和党候補のトランプ氏と民主党候補のハリス氏が接戦となっている。大統領と上下両院の主導権をすべて共和党が握る「レッド・スウィープ」となるか、または、政権と議会で「ねじれ」が起こるかなど、結果次第で相場が上下に振れる展開が予想される。 大方の見方は「レッド・スウィープ」となった場合はドル高・円安となり155円を試すとみている。もっとも、レッド・スウィープの可能性は相当程度織り込まれている。もし、7

      • 【FLSG】ニュースレター「Monthly Report11月号」衆院選と米大統領選後の円と株価

        10月27日の衆院選で与党の獲得議席は過半数を大きく割り込み、自公は野党の一部との連携を模索せざるを得なくなった。連携する政党の最有力候補とみられているのが、「対決より解決」を掲げて今回の選挙で躍進した国民民主党であるが、まだ流動的。 (11月1日 文責太田) 国民民主党がキャスティングボートを握る 衆議院選の翌日28日の東京株式市場で、日経平均は前日比691円61銭高の3万8605円53銭と選挙直前の週から反発して取引を終えた。 27日の衆議院選挙では与党が過半数割れとな

        • 【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 10/28号

          S&P年率3%上昇予想と6.7%予想と見通しの乖離 米国株式市場の行方について、米国の最大手銀2行のストラテジストは対照的な結論に至った。ゴールドマン・サックスは、今後10年のS&P500種のリターンは年率3%にとどまる可能性があると警告。過去10年間の株価のリターンは年率13%と1930年以降の10年平均の11%を上回った。しかし、今後は過去10年間の4分の1にとどまるというレポートを出している。 そのレポートでは、これまでの上昇をけん引したのはアップルやマイクロソフトな

        • 固定された記事

        【Vol.23】「運用中の不安の解消法」

        マガジン

        • FLSG 菅原のコラムシリーズ
          23本
        • FLSG代表 田崎の海外渡航記
          4本

        記事

          【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 10/21号

          トランプ関税、勝敗左右する激戦州で人気 ブルームバーグが行った世論調査によると、すべての輸入品に10%の関税を課すとのトランプ氏の提案について、激戦州の有権者の過半数が強く賛成、またはある程度賛成だと回答した。  ブルームバーグによると、民主党候補であるハリス副大統領は、勝利する上で欠かせない激戦州の有権者の間で関税が人気であることを十分に理解しているそうだ。だが、トランプ氏よりは穏健な貿易保護主義政策を提示するという、微妙なかじ取りを余儀なくされている。 ハリス氏は、関

          【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 10/21号

          【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 10/14号

          米利下げには物価と雇用どちらを重視? 米労働省が10日発表した9月のCPI(消費者物価指数)は前年比2.4%上昇した。食品価格の上昇を背景に市場予想の2.3%を小幅上回った。 しかし、2021年2月以来約3年半ぶりの小幅な伸びにとどまったことで、米FRB(連邦準備理事会)は11月も利下げを継続する見通しだ。変動の大きい食品とエネルギー成分を除くコアCPIは、前年比3.3%上昇した。 市場予想は8月と同じ3.2%上昇だった。前月比では0.3%上昇し、伸びは8月と同じだった。市

          【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 10/14号

          【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 10/7号

          米労働市場は堅調、ソフトランディングの可能性高まる 4日発表の9月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数の伸びは市場予想を上回り、失業率は予想外に低下した。賃金の伸びは前年同月比で加速し、11月の大幅追加利下げの可能性が低下した。 非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比25万4000人増加。市場予想は15万人増だった。さらに失業率は予想の4.2%を下回り4.1%となった。平均時給賃金は前年同月比4.0%増、市場予想は3.8%増だった。 この雇用統計を受けて、シ

          【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 10/7号

          【FLSG】ニュースレター「Monthly Report10月号」1年で最も苦しい9月が終わった

          史上最多の9人が立候補した自民党総裁選挙。この選挙戦では経済政策をめぐる論争が空虚だった。日本経済が抱える不都合な真実から目をそらしていたからか、または日本が世界で突出した借金大国であることを完全に無意識、または意識的に無視しているからであろう。(10月1日 文責 太田) 今年の9月も最後は総裁選で大荒れ さて、今の時期の欧米の相場格言に“Sell in May, and go away, don't come back until St Leger day”(5月に株を売

          【FLSG】ニュースレター「Monthly Report10月号」1年で最も苦しい9月が終わった

          【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 9/30号

          自民新総裁に石破氏で円高株安でスタート 自民党の石破茂新総裁の誕生に金融市場は、株安・円高・金利上昇で反応した。財政刺激・金融緩和を主張する高市氏の勝利を事前に織り込んでいた反動が強く出たようだ。目先、特に今週はこうした「高市トレード」の巻き戻しが急速に進むだろうが、その巻き戻しがいつ収まるのかが焦点になってくる。株式市場では金融緩和を主張する高市氏に期待が高まっていたことから、いったん悲観的なムードが漂うことになるだろう。 石破氏勝利が伝わった直後から「高市トレード」の逆

          【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 9/30号

          【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 9/23号

          波乱の1週間が終わった 18日の米株式市場は下落。最大の注目の的であったFOMC(米連邦公開市場委員会)はこの日、0.5ポイントの利下げを決定したが、会合後のパウエルFRB議長の記者会見で緩和を急がないと述べたことが影響したようだ。S&P500株価指数はFOMC政策発表後に一時1%上昇したが、パウエル議長の記者会見で徐々に上げを消した。パウエル議長は大幅利下げが続くと考えるべきではないと注意を促したことがその要因のようだ。 FOMC会合後に公表された経済予測では、19人の当

          【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 9/23号

          【Vol.22】「投資は自己責任」

          みなさんこんにちは、FLSGの菅原です。 「投資は自らの判断と責任で行ってください」 資産運用について勉強する際、この一文を一度は見聞きしたことがあると思います。 これは「自己責任原則」の要約で、 『投資者は、証券取引の投資判断を誤り損失を被ったとしても、 それは全て自らが負担するという原則のことをいいます。 常にリスクの伴う証券取引においては、投資家はそのリスクを十分理解したうえで、投資について調査・検討し、自らの責任の下で投資を行わなければなりません』とあります。

          【Vol.22】「投資は自己責任」

          【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 9/16号

          TV討論会はハリス氏優勢が衆目の一致するところ 注目の民主党候補ハリス副大統領と共和党候補トランプ前大統領の討論会が10日夜(日本時間11日午前11時)行われ、トランプ氏は女性の人工妊娠中絶の権利のほか、自身の支持者が2021年1月6日に連邦議会議事堂を襲撃した事件、外交政策などで何度も守勢に立たされた。  討論会の評価はどうやらハリス氏優勢となったようだ。ハリス氏は元地方検事としての経歴を想起させる形でトランプ氏を鋭く攻撃。同氏のいら立ちを誘うことを狙ったものと見受けられ

          【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 9/16号

          【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 9/9号

          荒れる9月相場が始まった 商品相場では荒れるといわれる「2日新甫」(市場の月のスタートが2日のこと)の9月が始まった。日米の株価はともに1年間の月間騰落率をみると9月は12カ月の中で最悪だ。日本株に関しては、9月は、3月期本決算の多い日本企業が第2四半期末(中間決算)をまとめる月であり、アナリストの業績予想の見直しが影響しているのかもしれない。米株に関してはファンドの解約などを見越した換金売りが出やすいからだともいわれているが、決定的な理由は見当たらない。 「Sell in

          【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 9/9号

          【FLSG】ニュースレター「Monthly Report9月号」市場は日米次のリーダーを注視

          岸田首相は8月14日、次回自民党総裁選に出馬しないことを表明、次期首相次第では株式市場、円相場はどうなるのであろうか、米大統領選も合わせて不透明感が市場に漂う。             (9月1日、文責太田) 米大統領選は混戦模様 トランプ氏当選がほぼ決まったとする「ほぼトラ」予想は米市場から消えた。代わって、メディアはそろってハリス氏が極めて優勢とする「ほぼハリ」へと雰囲気が一転している。 米大統領選を巡っては、民主党候補のハリス氏が勢いを増しているが、激戦州では共和党

          【FLSG】ニュースレター「Monthly Report9月号」市場は日米次のリーダーを注視

          【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 8/26号

          日米の金融政策姿勢に焦点 23日市場が注目していた、植田日銀総裁の国会答弁、パウエルFRB議長のジャクソンホール会合での講演が行われた。8月前半の大波乱後、初の金融政策姿勢が示されたわけだ。市場は身構えているので、予想外の展開にならなければ波乱にはならないと思っていたが、微妙なニュアンスの差に過敏に反応するリスクはあった。結局、杞憂に終わったが。 植田日銀総裁の閉会中の国会審査は衆参両院で延べ5時間開催される。 何故、ジャクソンホール会合にぶつけたのか不明だが、日銀は8月7

          【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 8/26号

          【Vol.21】「なぜ投資(お金を働かせること)が大切なのか?」

          皆さんこんにちは、flsgの菅原です。 投資とは「元本を割れるかも知れないリスクを負ってお金を働かせ、増やそうとする行為」です。 なぜ私たちは、わざわざお金が減るかも知れないリスクを負ってまで投資をする必要があるのか。 それは、『投資をしなければ自分が使えるお金が“100%”減るから』です。 以下は1990年と2024年の金利や物価、そして平均所得の比較です。 《30年前と今》 ・預金金利(普通) 2%→0.1% ・預金金利(1年定期) 6%→0.025% ・消費税 3

          【Vol.21】「なぜ投資(お金を働かせること)が大切なのか?」