ただの日記と言ってしまえばそれまでのもの。何も無い日常にだって何かしらあるのでは?そんな視点で見つめてみたら些細な変化を楽しんでいける。日常を楽しむための、ただそれだけのためのも…
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沈黙がただ流れる金属の籠から
このタイトルを見て、私が今どこにいるのかわかる人はいるだろうか。普通にわかりやすいヒントを出せば、それは、私の体は止まっているのに時速100kmに近い速度で進んでいく。
もうお分かりだろう。夜間高速バスの中である。実を言うと私は今非常に金欠状態に陥っていて、もはや口座の収支はマイナスに突入しているほどである。となれば、東京から京都へ帰る(あるいは行く)のに、新幹線などというブルジョワジー的乗り物
何をするでもなく徹夜をする
いつの間にやらもう時刻は午前四時になろうとしている。恐らくこれを書き終わる頃には4時をすぎているだろう。こんなくだらない日記を書いている暇があるならさっさと寝ろという話なのだけれど、私にはそれが出来ない。なんというか、寝る気が起きないのだ。そんな日が何日も続いている。一度寝床に入ってから、もう一度出てしまうともう寝床に戻る気にはなれない。なんとなくわかるだろう?いや、頼むから分かると言ってくれ。で
もっとみる現実はアニメ程には美しくない
旅の始まり方は最悪だった。分かりやすく言えば、『四月は君の嘘』の公生とかをりの出会いのような、いや、そんなに美しいものではなかった。もっとおぞましい何か。すぐにわかるさ。
寝ようとしたがどうにも寝付けない。堪らず起き出して姉と母親が見ていた下らないテレビ番組を見てみる。たまには見てもいいかなという程度のクオリティの番組だ。名誉毀損などと言われては叶わないから具体的な番組名は出さないでおこう。兎