140字小説 『ひらめき』 #春の星々③
私は発明家だ。
ある日の明け方、いいアイデアが明かりを灯すようにパッとひらめき、すぐにノートに書き留めた。
集中しすぎて眠くなった私はまた布団に潜り込む。
再度目覚めて開いたノートには、ミミズが這ったような文字が並んでいた。
私はミミズ文字を解読する構想を練ると明かりをポッと消して寝た。
タイトルとは真逆で最後の一話がなかなか思い浮かばず…お題でもある「明」をいかにたくさん盛り込めるか、そして韻を踏んでみたり、オノマトペを使って対比させてみたりしています。そこに込めた一瞬のひらめきが伝わるといいんだけどな~🤔
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