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140小説 『難解すぎる謎』 #2月の星々④


「ボールペン貸してくんない?」と同僚。「いいよ~ちょっと待ってね」と私は筆箱の沼の中を漁る。

「あった!あっ」と渡そうとしたものの、ボールペンのバネ、そして芯、そして本体が分解された状態で発掘され、一瞬にして漂う気まずい雰囲気。

「…いじめられてるなら相談のるよ?」

ご、誤解だから!




 ドラえもんの道具かのように、意気揚々と取り出したボールペンが謎の揺さぶりにかけられて分解されたなんて、そんなことある? って思われるかもしれないですが、悲しいことに実話なのです…しかも二回も。一回目は前述の通り。二回目は外出先の鞄の中で…それ以来、百均の数本入りのボールペンは買わなくなったとさ。(安いからしゃーない!)


#140字小説 #月々の星々 #2月の星々
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