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Photo by
akinarikoga
140字小説 『助手席のメガネ』 #爪毛の挑戦状(3)
今日は彼女と夢の国へ。
帰り際にちょっぴり悪戯を仕掛けてみた。助手席に夢の国で手に入れたあるモノを置いたのだ。
座った瞬間
「キャッ!」
と彼女は驚き
「何でこんなところに3Dメガネ置いてるのよ!」
と怒った。
やっぱり偽物はダメだな…
「葉月くん大好き!」
って言わせてみたかっただけなんだけど。
万年助手席の女がお送りする、某CMのパロディ。お題を見た瞬間、私にはもうこれしか思い付かなかったんですが、まだ誰も書かれていないようだったので、ほっと一安心。
3Dメガネで「大好き!」を引き出すのは難易度高杉葉月くんよ……と感じながらも、もしそういう悪戯が仕掛けられたら、うまく切り返せるようなお茶目さを持ち合わせたいと思った私なのでした。(その昔、兄にブーブークッションを仕掛けられたことを思い出しましたが兄による悪戯の場合は倍返しです👿)
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