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140字詩小説 『霧の朝』 #シロクマ文芸部


霧の朝は何もかもが真っ白だ。吐く息も。目の前の物も。「終電逃しちゃったから」なんて笑う君も。

二次会終わりに寄った屋台の白濁としたスープの豚骨ラーメン。麺とともにすする鼻水。


せっかくだから替え玉もするか。


曇る眼鏡の向こうの君の隣に、僕じゃない男がいるのを見なかったことにするように。


 大人になって意味を知る「モーニングコーヒー飲もうよ」的なお話です。(でも『ズルい女』ではないと思う🤔)

実は『モーニングみそ汁』もあるよ!


 書きながら去年のじーちゃんを思い出したので、よかったらこちらもどうぞ〜🙂‍↕️


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