140字小説 『広く伸ばせば』 #冬の星々②
平日の真っ昼間にリビングで寝転がる。
だだっ広く真っ白だった天井に浮かぶ小さな染みをふと数えてみる。
もういいかしら?と体を起こす。
背中で圧縮した袋の中には貴方にもらったセーター。捨てるのは惜しいから染み抜きして出品したら高値で売れたわ。
次は隣で伸びてる貴方の引き取り先を探さないと。
応募作品、二作目です。ジャンルとしてはホラーなのかな🤔? 梱包は、もはや送料という名との勝負をかけた格闘技だと思っています🙈もう一作とボツ作品も、またそのうち更新しまーす👮
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