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11月12日(火):11月11日(月)~17日(日)は「全国糖尿病週間」

毎年、11月14日の世界糖尿病デーを含む一週間を「全国糖尿病週間」としており、今年は11月11日(月)~17日(日)がそれにあたります。

そのため現在は様々な自治体で啓発活動や関連のイベントが行われている最中です。

世界糖尿病デーの2024年から3年間の世界共通テーマは「糖尿病とウェルビーイング(Diabetes and well-being)」となっています。

ウェルビーイングの概念も日本で浸透してきましたが、こちらは世界保健機関(WHO)が提唱しているもので、病気や障害による負担を取り除いたり減らした、健康的・幸福な状態のことを指します。

国際糖尿病連合(IDF)によると、世界で糖尿病とともに生きる成人の数は5億3,700万人に上り、10人に1人が糖尿病を発症している旨が報告されています。

その数は2030年までに6億4,300万人に、2045年までに7億8,300万人に増加するとの予測です。

加えて5億4,100万人が耐糖能異常(IGT)を患っており、2型糖尿病の発症リスクが高い状態にあるといいます。

糖尿病が原因による世界での年間死者数は2021年に670万人にのぼり、5秒に1人が糖尿病によって亡くなっている計算です。

これらを見てもわかるように世界的にみても糖尿病が増え続けている状態で、現代病のひとつと言えるでしょう。

周知のように糖尿病には1型糖尿病と2型糖尿病の2種類があり、生活習慣に起因したものは2型糖尿病です。

日本国内では糖尿病全体のうち2型糖尿病の割合は90~95%と言われており、そのほとんどを占めています。

糖尿病の初期には自覚症状がほとんどないため、気づかないうちに病気が進んでしまうおそれがありますから、予備軍のうちから早期に対処していくのが一番ですね。

過食や肥満、運動不足が2型糖尿病の原因になるのはよく知られている通りなので、全国糖尿病週間をきっかけに生活習慣を見直してみるのも大切なことだと思います。

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