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11月13日(水):糖尿病の改善は血糖値の「見える化」から

昨日は11月14日の世界糖尿病デー、ならびに11月11日(月)~17日(日)の「全国糖尿病週間」に触れましたが、本日も関連した話をもう少しばかり。

日本国内では糖尿病全体のうち生活習慣に起因する2型糖尿病の割合は90~95%と言われており、そのほとんどを占めているのは昨日に記した通りです。

健康診断で糖尿病のゾーンにいる方は生活習慣の改善が必要なのはもちろんのこと、その一歩手前である境界型や正常高値の方も糖尿病の初期には自覚症状がほとんどないため、気づかないうちに病気が進んでしまうおそれがあるから要注意だと思います。

加えて境界型や正常高値でも血糖値スパイクが生じていて、動脈硬化につながってしまう血管のリスクは伴うので、早めのケアが大切なのは間違いなでしょう。

改善に向けては食事の内容や取り方の見直し、定期的な運動が中心になるわけですが、やはり重い腰があがらない方も少なくないはずです。

そんな時には、まず「自分の現状を知る」ことから始めてみるのもひとつかもしれません。

最近は血糖値の変動を連続して測定できる「リブレ」のようなキットも増えているからです。

実際に自分の血糖値の変化が可視化されることで、問題意識は高まるでしょうし、改善したほうがよいポイントもわかりやすくなりますからね。

また最近では血糖値の連続記録から次の食事を提案する「シュガコン2weeks」のようなプログラムもリリースされています。

やはり継続的に測定をすることで血糖値の乱高下が起きているかどうかがわかるし、その原因を特定することで適切な対処につなげられる点が大きいでしょう。

こちらのサービスでは2週間にわたる血糖値の測定と食事記録をもとに管理栄養士が食事の提案をするなど、血糖コントロールのための習慣の改善に言及する形です。

これらは一例ですが、まずは現状を「見える化」して「知る」ことから始めてみるのも良いんじゃないかと思います。

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